エスペラント語、10ヵ月の成果

エスペラント語を自分なりに学習し始めて、はや10ヵ月。その成果はいかが?と問われると、ほとんど成果らしい成果はない気がする。

10ヵ月間の成果といえば、こんなもんだろうか。
【その1.辞書が引けるようになったこと】
当初、辞書(エスペラント小辞典)を引いても該当する単語が出ていないので、なんという不親切な辞書かと思っていた。ところがエスペラント語は、規則的な語尾変化(形容詞なら単語の後ろにaを付ける)とか、接頭語としてmalを付けるとその単語の正反対の意味を表すといった規則的な文法がある。だから、当たり前のことは出ていない。こうしたことが分かってくると、辞書が引けるようになってきた。

【その2.簡単な文章なら読めるようになった】
辞書が引けるようになったので、極めて簡単な文章なら辞書を引きつつでも読めるようになった。しかし、小説なんかになると、だんだん辞書を引くのが面倒になってきて、たった1ページ目で挫折している。

【その3.簡単な文章なら意思の疎通ができるようになった】
lernu!」というエスペラント語学習サイトに登録すると、登録者同士でメールのやり取りができる。エスペラント語を学習し始めると同時に登録したら、2〜3週間ほどでメールが来たので、かなりビビッた・・・。が、なんとか返信を書く。こうなると、やたらメールが来るようになってきて、メールを読むのに辞書を引きつつ1時間、返信は辞書を引きつつ1週間。まだまだ時間はかかるけど、なんとかなっているらしい。ちなみに、いまメールを送ってきた人の国籍はイスラエル、ドイツ、フランス、ハンガリーの4カ国。まだ、自分から知らない人にメールを送ることは、怖くて(実力不足だ)できない。

いま教科書は「SALUTON! ESPERANTO AUXTODIDAKTE」を使っており、あと1ヵ月程度でやり終えるだろう。そんなとき、とっても力強いBLOGサイト「エスペラントな日々」を発見した。検定試験のこと、世界大会に参加してみての感想などが書いてあり、存在は知っていても具体的な概要が分からなかったので、とても参考になった。

さて、現在の教科書をやり終えたらどうしようかと考えていたところだったので、エスペラント語を勉強してもそのまま放っておけば「永遠の初心者」のままになってしまう。「エスペラントな日々」の管理人であるesperakiraさんのように通信教育を受講すべきか? ちなみに、熱心に勉強しているようなesperakiraさんでも、「初心者ではない」と思われたのは3年ぐらいたってからだという。

ん〜〜〜、先は長い。もっとも「永遠の初心者」とはネガティブなイメージではなく、上を見ればきりがないという意味のようだったけど、違うかな。

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業務日誌ですから、業務のある日は毎日更新する(?)はずです。

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