サブコンテンツを表示させる

PukiWikiでページ数が増えてきたような場合、階層構造を持つページはメニューバーにサブコンテンツとして表示させることができる。該当するページを開けば、もちろん自動的に表示されるから便利な機能だ。

この機能は、本体サイトでも活用している。たとえば、「PukiWiki活用術/trackerの活用」というページを見ていただきたい。左側のメニューバーにSUBCONTENTSが表示されている。これは「PukiWiki活用術」階層内のページを表示しているわけだ。

さて、このようなサブコンテンツメニューを、どうやって表示させるのかというのが今回の話。やってみれば意外と簡単に実現させることができる。

まず、サブコンテンツに表示させるためのサブメニューページを新規に作成する。このサブメニューページの内容が、メニューバーでサブコンテンツとして表示されることになる。ls2コマンドを設置し、引数に親ページ名を記述しておけば、新しいページを追加した場合でも反映されるから、これを使わぬ手はない。

次に、メニューバーを開き、サブコンテンツを表示させたい部分にincludesubmenuコマンドを設置しておくだけ。たったこれだけで実現が可能だ。

とまぁ、あまりにも簡単に説明してしまった。本体サイトに「サブコンテンツを表示させる」に詳しい手順を記載しておいたので、興味のある方は、そちらをどうぞ。

コメントへNewを表示させる

PukiWikiを使っている人ならばお分かりのとおり、コメント欄を設置してコメントを入力すれば、そのコメントにはNewが表示される。いつごろからか、このNewが表示されなくなったわけだ。

原因は、要するにPHPのバージョンアップ。これにともなってレンタルサーバーもPHPバージョンアップ版を導入してきているので、だんだんこのような症状が出てくる結果になったわけだ。その解決方法は、「pukiwiki/コメントの新着表示」サイトに詳しく掲載されている。プラグインのcomment.inc.php、new.inc.phpの何行かを修正すればいいということだ。

念のため、本体サイトの「PukiWiki備忘録」にも掲載したので、興味のある人は「コメントのNew表示」をご覧いただきたい。

なお、最新バージョンのPukiWikiではcomment.inc.phpの修正は対応しているようなので、実際にはnew.inc.phpだけ修正すればいい。また、「pukiwiki/コメントの新着表示」サイトには修正済みのプラグイン「new.inc.php」を公開しているので、ありがたくダウンロードさせていただこう。

それにしてもと思うことがある。レンタルサーバーによって時期は異なるものの、PHPのバージョンアップ版導入が進んでいる。PukiWikiも、通常のノーマルなスタイルであれば特に問題は起こらないものの、プラグインを使って何かやろうと思うとPHPのバージョンアップによって何からの不具合が出てくるようだ。

そろそろPukiWiki公式サイトにおいて、プラグインもPHPのバージョンアップに対応したPukiWikiのニューバージョンをリリースしてもいいのではないだろうか。なにしろPukiWikiを設置するたびに、細かな修正が必要となるので面倒になってきたのだ。

コメント欄のNew表示

PukiWikiのコメント欄にコメントを記入した場合、記入日時のあとにNewの表示が付きます。最近、このNew表示が表示されていないことに気が付きました。

調べてみると、どうやら原因はPHPのバージョンアップによる不具合らしい。

そこでnewプラグインの改造版を導入してみました。でも、すでにその日に記入されたコメントにはNewの表示が付きますが、あとから記入したコメントにNewマークが付きません。

なぜ??? もう少し調べてみます。

ロリポップでのPukiWiki認証設定方法/続編

以前、このブログにロリポップでPukiWikiのBasic認証を行う方法を書いた。なかなか認証ができないのはPHP4からPHP5へ変更となり、しかもCGI版で動作していたことにその原因があるらしい。そのため、PukiWiki公式サイトの自作プラグインにおいて、ログインのためのプラグイン「login.inc.php」が公開されており、これを使用すれば快適に動作していたのだ。

さて、本題。

ところがロリポップでは、ログイン用の認証画面から何度ログインしようとしても入れなくなってしまったのだ。この原因については、login.inc.phpのコメント欄にいろいろ記載されているけど、要するによく理解できない。どうやって解決すればいいのかも、不明確なままだった。

ようやく判明したことは、login.inc.phpのコメント欄に記載された通り、pukiwiki.ini.phpに追記した部分をコメントアウトすればいいらしい。
<login.inc.phpのコメントから引用>
session_regenerate_id(TRUE); をコメントアウトするとうまく動作するようになりました。セキュリティは下がりますが何度も認証画面が出る人は試してみるといい。


セキュリティーが下がるとは、どういうことか。プログラマでもないので、内容を理解できるページを探すのに苦労したけれど、要するに見られたくないソースが見えるような状態となるらしい。これは困る。

結論としては、こうするしかないのか。というのは、PukiWikiにはページの凍結といった機能がある。つまり、ページを凍結して他者から編集をされないようにする。

では、閲覧制限をかけているページはどうするのか。むずかしいことを考えて何日も悩むくらいなら、ロリポップから他のレンタルサーバーへ移転する。ちなみに、さくらインターネットもロリポップと同様らしいので注意しよう。

PukiWikiの非表示ページをメンテ

PukiWikiを使っていて、まさか非表示ページのコメント欄にスパム書き込みがあるとは思わなかった。非表示ページであったから、まったく気が付かなかった。

PukiWikiで非表示になっているページでコメント記入欄が設置されているのは「:config/plugin/tracker/default/page」だ。trackerを使っている人ならすぐ分かるだろうけど、trackerを設置する場合のマスターページのようなもののひとつである。

公開ページのコメント欄にはコメントスパム対策を施しているものの、このページは、まさか見つかるとも思っていなかったし、本体サイトではtrackerも使っていなかったのでスパム対策は施していなかったわけ。うかつでした。

PukiWikiを使っている人は、コメント欄を設置していないから、あるいは非表示ページだからといって安心せずにスパム対策を施しておきましょう。自戒の意味で本体サイトの「PukiWiki備忘録」にも関連記事を掲載しておきました。

Profile

しのご
しのご
業務日誌ですから、業務のある日は毎日更新する(?)はずです。

New Entries

Comment

Categories

Archives(295)

Link

Search

CONTACT