セノガイドC 《バーチャル版》

「セノガイドC」をご存知だろうか。セノガイドCとは、写真撮影を行なうときの露出計算板といえるもので、1980年前後の製品だ。

高価な露出計を買うことができなかった学生時代、カメラ月刊誌「アサヒカメラ」だったかに掲載されていた広告を見て即座に購入。それは名刺大の円盤型計算尺といったスタイルで、当時の愛用のカメラ(Canon:A-1、EF、FTb)とともに持ち歩いたものだった。その当時でも露出はオートもしくは露出計内臓ではあったが、「セノガイドC」は万が一のときの強力な武器だった。

2000年代となったいま、セノガイドCはその役割を終えると同時に、製造元であった関研究所も見当たらなくなってしまった。写真を趣味のひとつに数える“しのご”にとって、露出はおろかピント合わせまでまでオートが当たり前となったいま、あえて「セノガイドC」にごだわり復刻版を作れないものかと思ったのだった。

しかし、そこはインターネット時代。すごいものが登場した。

須賀奏介さんのサイト「The world of Photograph」において、「セノガイドC」《バーチャル版》がアップされた。トップページから「体験セノガイドC」へと進み「バーチャルセノガイドC」をクリックする。ここで、「セノガイドC」を使用することができる。すごいものを作ったなぁと、ただ驚くばかりだ。

操作もフィルム情報設定、次に撮影シーンを合わせるなど「セノガイドC」とまったく同じ。とにかく、言葉で説明するよりも操作してみることをお勧めしたい。「セノガイドC」から得られる撮影情報は膨大なものであることが分かるだろう。

あえて一言いうとすれば、持ち歩くことができないことぐらいか。

携帯電話も技術革新が進む。これから「セノガイドC」を使うとすれば、昔のように「セノガイドC」を持ち歩くのではなく、携帯電話からバーチャルセノガイドCを使えるようになるかもしれない。これこそインターネット時代の「セノガイドC復刻版」といえる。

須賀奏介さんの活躍を期待したい。

「HP」の略称表現

先日、変わった略称表現を見つけた。「HP」、なんの略称だろうか。

前後の文章の流れから、「HP」の示す意味がまったく分からなかった。なんと「HP」は「hospital(病院)」の略称だった。医事、病院関係者にとっては当たり前の略称表現だったのだろうか。“しのご”は初めて知った・・・。

これまで「HP」はHewlettPackard社のことだと言われ続けてきた。ロゴマークにも確か「HP」の文字が入っていたはずだ。ところが、ホームページの普及につれて「HP」はHomepageの略称として使われだしてきたのである。昔からコンピュータ業界に身をおいてきた方々は、ことあるごとに「HPとはHewlettPackard社のことであり、Homepegeの略称として使うことは間違い」と声高に述べていたものだ。

「HP」が医学分野で病院を指す略称として使われていたとするならば、HPはヒューレットパッカード社の略称であると述べてきた人は、話題がIT関連であるからと判断できる人か、コンピュータ分野のことしか知らない人のどちらかだ。

さて、「ATC」とは何の略称だろう。鉄道関係者なら即座に列車自動停車制御装置(だったかな、いまは技術の進歩で新しい名称でしょう) 、トライアスロン関係者なら全日本トライアスロンクラブ、福島ならアクティブテニスクラブ、アメリカならアメリカ医学学会、天体なら天体望遠鏡制御装置・・・・・・・・ネットで調べるのも面倒になってきたので、やめておく。

“しのご”がATCの意味はと問われれば、真っ先に全日本トライアスロンクラブを思い浮かべるだろう。関係する分野に応じて、同じ略称でも思い浮かべる意味は違ってくる。

「HP」と“しのご”が聞いたならば、ヒューレットパッカードなのかホームページのことなのか、その話題に応じてしか判断できない。困ったことではある。これからは、これに病院が加わる。はぁ〜〜〜。

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