ブログ人気への警鐘

インターネット上ではウェッブログ、いわゆるブログ(Blog)が相変わらず人気だ。しかし、そろそろ課題が表面化しつつある。

それは、検索エンジンの大手であるYahooから、ブログがトップページを残して登録抹消されているというのである。どういうことかというと、次から次へと新しいページが増え続けているため検索作業にも限界が出てくる。したがって、どこかで線引きしなければならないというわけだ。特に無料ブログやMovable Typeなどの初期テンプレートでは、トップページを残してすべて削除される傾向にあるという。

しかも、新たなバージョンで登場するMSNサーチも、同じような構成になるであろうと予測されている。

では、検索エンジンのクローラーロボットは、どうやって判断しているのだろう。それは浮動リンクと固定リンクのリンク構成にあるらしい。業務日誌#35の左側のメニューを見ていただきたい。「最近の業務日誌一覧」「過去の業務日誌」「カテゴリー」に掲載されているリンク先は、ブログ上で新しい記事をエントリーするごとに、更新されていく。いわゆる浮動リンク。一方、「リンク」は記事に連動はしていないが、記事をエントリーしたからといって動くことのない固定リンクである。

この固定リンクが、通常のナビゲーションと同様の構成をしていないと、最悪の場合には検索エンジンから登録抹消されるかもしれない。しかも、最近のクローラーロボットは、コンテンツ内容を理解できるともいわれる。そして、トラックバックした記事に、数行しかコメントしていないような記事は検索エンジンからもリストラされることになる。

ブログは「HTMLページを作るより簡単だ」などといううたい文句は幻想になるかもしれない。

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英国とイギリス、国名表記

駐日欧州委員会の広報誌を読んでいたら、奇妙なことに気が付いた。いわゆるイギリスは、すべて英国と表記されていることだった。日本語表記の場合、イギリスではだめなのか?

外務省や駐日英国大使館のサイトを見ても、イギリスはすべて英国と表記されている。ならばとインターネット上のフリー百科事典、ウィキペディア(Wikipedia)をのぞいてみる。

正式な日本語表記は「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」、通称で「イギリス」あるいは「英国」、その他に連合王国やUKとも呼ばれる。また「イギリス」という名称は、オランダ語及びポルトガル語に由来するそうで、元々はイングランドを表している。だから、イギリスという名称は使えないのだろう。

語源は別の意味であったにしても、外来語表記が氾濫しているこの時代、いわゆる英国の通称として日本では一般化した「イギリス」を使ってもよさそうな気がする。なんと、英国はむずかしい国名を付けたもんだ。

ちなみに、アメリカは外務省のサイトでも「アメリカ」と「米国」とが混在。どっちでもいいのか。また、国名でカタカナ表記ではなく漢字で表記されているのは、中国などの漢字文化圏をのぞけば英国と米国だけだった。

なぜトラックバックできないのか?

なぜか、2〜3日前から突然トラックバックができなくなった。

特にあわてたのは、これまでトラックバックできたBlogにもトラックバックできなくなったことだ。Blogスクリプトの設置時にトラックバックできないのであれば、パーミッション設定ミスとかスクリプトの設定ミスなどが疑えるものの、つい先日までトラックバック可能だったBlogにトラックバックできないとは・・・。スクリプトには何も手を加えていないのだが。

このあと、いろいろ知人のBlogで試験させていただいたところ、トラックバックできるBlogとできないBlogがいろいろあることに気が付いた。原因はいったい何だろう、何か仕様でも変わったのだろうか?

業務日誌#35は「PHPウェブログシステム3」というスクリプトを使わせていただいている。サポート掲示板をみたら、トラックバックができないという方もいるようだけど、原因不明。あせっても仕方がないので、いろいろ掲示板上に書かれてくることを気長に待つことにする。

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業務日誌ですから、業務のある日は毎日更新する(?)はずです。

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