小粋なアメリカレストラン

子供をだだっ広い野原で走り回らせようと、七ツ森(大和町)山麓にある公園へ連れ出した。公園そのものは子供の遊具もなく、本当にただ広い野原だけ。バーベキューやいも煮会用のかまどがあるとはいえ、大人にはそうした目的がない限り面白くもなんともない。

事件の予感(?)は、その公園へ向かう道路上にあった。道路わきにある小さな看板には、店の方向を示す矢印のほかに「アメリカ家庭料理 モンタナ」と書かれてある。それも数が多い。気になる、実に気になる。

得てして観光地周辺にあるこうした看板に誘われて行ってみると、実にチープな施設でひどくがっかりすることが多い。時間があったから単なるヒマつぶし、そして話題のひとつにでもという考えで向かうことにしたのだった。

montana_img.jpg

田んぼに囲まれたそのレストラン「モンタナ」だけは、周囲の景観とは場違いなほどにアメリカンムードがただよう。芝生が敷き込まれた庭には、いまではめったにお目にかかることのない車、トランザムが異彩を放っている。店内も、これまたカントリー風アメリカン。おぉ、インディアンの酋長がかぶるような羽飾り帽があるではないか(名称が判らない、多分本物でしょう)、鞍もあるぞ、レンガ造りの暖炉だってあるじゃないか。インテリアだってアメリカン。いい、実にいい。

さっそくフライドポテト、アメリカンバーガー、カウボーイライス、そしてビールを注文。フライドポテトは塩とコショウ、香辛料とで味付けされ、きっちりと作っている。アメリカンバーガーのパンに挟まれたピクルスは大きく厚みがあり、これは自家製だろうか。カウボーイライスは、ライスの上にチーズをのせ、さらにその上にはチリソースで味付けされたひき肉とビーンズ。これをオーブンで焼いたものだろう。これはかき混ぜてから食べる。このほかメニューにはスペアリブなどが並んでいた。いい、実にいい。うまい。

esperakiraさんの「エスペラントな日々」のアメリカ滞在記を読むと、「アメリカの少女から日本にアメリカレストランはあるのかと聞かれて、ケンタッキーフライドチキン、マクドナルドなどと回答したらがっかりされた」ことが記載されている。確かに、繁華街などへ行けばアメリカンバーなどはある。しかし、アメリカレストランともなると、なかなか見かけない。

いいアメリカンレストランを期せずして見つけたものだ。モンタナはちょっとした隠れ家のような感じでもある。そう、隠れ家のようなものだからホームページはないし、携帯電話だって圏外なのだ。

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業務日誌ですから、業務のある日は毎日更新する(?)はずです。

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