オリンピック選手は語る

トリノ冬季オリンピックも終盤を迎えた。期待していた選手もメダルを取れないことで、喧々諤諤の様相を呈していることは、マスコミ報道で知るところであろう。

先日、ある夏季オリンピック競技種目ではあるが、この競技種目に参加した選手にいろいろと聞いてみた。
しのご「取材を受けるとき、スポンサーの手前、メダルを狙いますと言わねばならんのでしょ?」
某選手「私も言っていますね」
しのご「やっぱり。己の実力を考えてメダルは無理だと思う場合なんか、どうするの?」
某選手「○○○(競技団体)からも、メダルを取ると言えといわれてますから」
しのご「・・・やはり・・・」
この選手は70〜80名ほどの選手が参加する種目において、アテネオリンピックでは30位代に入った選手である。もちろん、世界の中での己の実力は知っているから、2004年アテネオリンピック直前に、2008年開催である「北京で(メダルあるいは入賞を)目指したい」と語っていたものだ。

このような実情が内在しているであろうことは、素人でも容易に推測できる。にもかかわらず、選手の言葉をそのままニュースとして掲載するマスコミもマスコミだ。ただ画像を流すだけで、分析することを知らないテレビメディアなら、それでもいいだろうが、少なくとも新聞社あたりは正確な分析記事を掲載してもらいたいものだ。

確かAP通信だったと思うが、「トリノオリンピックで日本の獲得メダル数は1個」という記事を配信したらしい。こうした分析をテレビには期待していないので、ぜひ新聞社には記事掲載して欲しい。

言語の付加価値と下心

午前1時、BGMがわりに聞いていたのがTOKYO FMの「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」。本日のゲストは、小池百合子環境大臣だった。

彼女はエジプト・カイロ大学へ留学、アラビア語を勉強していた。これについては著書もあるし、プロフィールとして知っている人も多いだろう。かなり前だが、古本屋で300円ぐらいで売っていたので、“しのご”も1冊だけ購入して読んだことがある。

さて、番組で彼女は「英語なんか、だれでもやっているし、競争率も高い。日本への資源輸出先として産油国のことを聞いていたから、中東へ行った」のだと。まぁ、そう驚くような話でもない。当時でも常識のある人ならわかっていたことだ。そして、話題がアルバイトに移ったら、これが面白い。

そう、彼女はアラビア語通訳のアルバイトをしていたらしい。「英語の通訳だとだいたい1万〜2万円。でもアラビア語通訳だと7万円だった」という。これはアラビア語dあからこその「プラスアルファの価値」であると自慢げに話していたのだった。

いま、右を向いても左を向いても語学といえば英語、英語、英語。そして、できて当たり前という風潮だ。英語の利用率が上がれば上がるほど、どの程度かはわからないけれども他の言語の付加価値は上がっているはずだ。もしかしたら、いまでも英語の通訳料を1とすれば、他の言語は4〜5ぐらいあるかもしれない。何かのビジネスモデルに使えないだろうか。英語以外の言語はプラスアルファの価値を秘めているのだから。

小池百合子環境大臣といえば、むかしむかしのことだけど会いそこねたことがある。当時“しのご”は某月報誌の編集者だった。同誌にはリレーエッセイのコーナーがあり、執筆陣は当時の小池百合子女史も所属する某学術団体のメンバーである。おそらく彼女はテレビキャスター時代か、やめていたにしても、その直後だったと思う。

彼女に執筆の順番が回ってきたので、確か自宅だったと思うが執筆依頼の電話をする。「あの〜ご執筆依頼でご説明にうかがいたいのですが・・・」「内容は知っているから、こなくていい」。2回目は「あの〜原稿を取りに伺いたいのですが・・・」「FAXで送るから、こなくていい」。校正はFAXのやり取りにはなったが、「あの〜仕上った本をお持ちしたいのですが・・・」「郵送でいいわ、こなくていい」。

テレビキャスターでもあったわけだし、“しのご”としては興味津々。とにかく会ってみたかった。下心が完全に見透かされていたのかもしれない・・・。

ブログの善悪を判断する

あるブログの持つ価値を価格に換算するといくらぐらいになるのか。それは前回の記事に書いた。では、そのブログの善悪はどうなのだろう。ここでいう善悪とは、タグやHTMLがきれいだとかいうのではなく、ずばり書かれている本文記事の内容だ。

This site is certified 15% EVIL by the Gematriculator This site is certified 85% GOOD by the Gematriculator

業務日誌#35は、ここに貼り付けるた段階では85%が善、15%が悪らしい。なにも悪いことは書いていないのだが・・・。「the gematriculator」で調べることができる。どうも、英語サイトなので詳細はわからないが、どこかのキリスト教団体らしい。

ならばということで、すべて日本語サイトではあるが某アダルトサイトを入力してみたら45%が悪、55%が善。さらにもうひとつ、カトリック教会のサイトを入力してみたら、これがなんと悪1%、99%が善。そういうことか。

どのような計算で善悪を判断しているのかはわからない。いわゆる聖書に出てくるような言葉の頻出度なのかとなれば、日本語を正しく解析しているのだろうか。少なくとも上記の結果からは、なんとなく解析しているようではある。なんとも不思議だ。

Profile

しのご
しのご
業務日誌ですから、業務のある日は毎日更新する(?)はずです。

New Entries

Comment

Categories

Archives(295)

Link

Search

CONTACT