あちらこちらのサイト、ブログを見てみると、アフェリエイトのオンパレード。はっきりいって、うんざりする。
なかでもプレスブログというのをご存知だろうか。登録者には広告出稿者(いわゆるクライアント)のプレスリリースみたいなものがメールで流されてくる。このリリースを基に、自分なりの書き方でブログに記事を書いた場合、その原稿料として報酬が支払われるというもの。
試しに登録し、その動向をチェックしてみた。チェックしたのは、某ロックバンドがDVDを発売、その内容を書けというリリース内容のものである。10日ほど経過してから、そのロックバンドをキーワードに検索してみると、驚いたことに上位表示にみごとにブログばかりが並んでいる。
いくつかのブログを見てみると、ほとんど同じ内容。このリリースをベースに書かれたことは明らかだ。クライアントにしてみれば、してやったりだろうが、その某ロックバンドの公式サイトなどはブログの山に埋もれてしまっている。こういうのをノイズといわずして、なんといおうか。
たぶん、BLOGポータルサイトなどでは旬のキーワードとして反映されているのだろう。このようなからくりになっているとは知らず、旬のキーワードだとばかりに、釣られて記事を書く者は哀れだ。旬のキーワードというのも十分に怪しい。
このプレスブログリリースは、それこそさまざまな内容を扱っている。それだけに、あるサイトでは「コンセプトを持ってブログを書いている人は、コンセプトが崩れ品格を落とすだけ」と批評もされている。
最近では、アフェリエイト業者間でも競争が激しくなってきたため、こうしたアフェリエイトを扱う人を集めるのにも報酬を支払っているようだ。それが
コムズリンクスタッフというもの。どうも、リンクスタッフに登録すると1,000円もの報酬が支払われるらしい。いやはや、いろんな技が登場してきている。
本日(11/14)発売された「別冊宝島『本当に役立つ!手帳超活用術』」で、しのごが制作した「超」整理手帳用自作リフィル、プロジェクトスケジュール管理表が紹介された。もちろん、自分が必要だから作ったのだけど、他にも必要だと思う人はいるもんだなと思う。
まぁ、サイトもしくは別冊宝島の記事を読んで必要だと思ったら、ダウンロードして自由にお使いあれ。
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プロジェクトスケジュール管理表同じことをここで書くのは面倒なので、詳しい使い方は上記を参照のこと。なにもむずかしいことはない。PDFファイルにただ記入するだけだし、改造したければExcelファイルをダウンロードすればいい。
朝起きたときもコーヒーなら、夜寝るときもコーヒー。日中はといえば、やっぱりコーヒー。それもレギュラー、インスタントの区別なく飲んでいるわけだ。
基本はブラック、夕刻はまれに砂糖を少々入れる。そして就寝時に飲むコーヒーにはスプーン1杯のウィスキーを注ぐ。むずかしいのは、このスプーン1杯という分量だった。
ウィスキーが多すぎればウィスキーの香や味が勝り、かえってウィスキーの香が鼻につく。もちろん少なすぎれば、飲物としての重さが物足りない。ちょうどマッチしたときには、インスタントでも、自分にとっては極上の味となり、体もホンノリと火照ってくるのが分かる。
このマッチした分量というのが実に難しい。さどほこだわっているわけではないから、コーヒーそのものが濃いときもあれば、薄いときもある。マグカップの時もあれば、コーヒーカップの場合もある。毎日さまざまだ。ウィスキーだって、スコッチのときがあればブランデーの時もある。
分量を標準化しようか。別に料金をとって飲ませているわけじゃないし、それほどのこだわりがあるわけでもない。とはいうものの、目分量でピタリと決められるようになりたい。
昨日、超整理手帳の使い方に関するちょっとした発見をした。それは標準のスケジュールシートを月間スケジュールにも週間スケジュールにも活用しようというもの。ネタ元は「
ブログと日記の間に-タイム・マネジメントを中心に」。
やり方は簡単。スケジュールシートの偶数月あるいは奇数月のみを、マーカーなどで囲んでしまうというもの。詳しくはネタ元の「
ブログと日記の間に-タイム・マネジメントを中心に」の記事「
週間・月間スケジュールに変身」を参照のこと。
いまは11月。試しに11月分をマーカーで囲んで、スケジュールシートをビラリと開いてみる。おぉ、たったこれだけの工夫でスケジュールの一覧性が飛躍的に向上した。ついでに、2007年の1月、3月をマーカーで囲んだのだった。そうしてまだまだ余裕がると思っていたものの、マズイという案件をいくつか発見したのだった・・・。
今回のことで思うことは、必要なリフィルはまずネット上で探す。なければ自作するというスタイルだったのだが、すでにあるものをいかに使いやすくするかということ。しのごも、まだまだ工夫が足りなかった。
年末だから、超整理手帳ネタが多くなるのは仕方がないか。
「超」整理手帳を使っていて、こんなリフィルが欲しいと思えばとりあえず検索。見つからなければ、もう自分で作るしかない。そんなわけで、かなり前に作ったのが「ミーティングシート」だ。
ミーティングシートは、もともと議事録作成用に使っていた。たまたまこれを見たクライアントが「こいつは使ってみたい。でも、こんなのとかあんなのも加えて欲しい」といわれたので、議事録のほか報告書、回答書、指示書などとしても使えるように改造した。おかげで議事録作成用としてのコンセプトは崩れたものの、活用範囲は広がった。
以前は使う人もいないだろうと思っていたので公開もしていなかった。でも、世の中には、このようなリフィルを必要としている人がいたので、あえて公開。PDF版とExcel版の二つがあるので、自分なりに使いやすいようカスタマイズしたい人はExcel版をダウンロードして改造して使用すればいい。
ダウンロードページはこちらからどうぞ。
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ミーティングシート
mixiなどをはじめとするSNSサービスが大人気なのだそうだ。かくいう"しのご"もmixiに参加している。すでに大手商社の出資によるSNSサービスも開始されているし、この人気を背景にとうとうYahooもSNSサービスに参入するとのことだ。
さらに、自分でSNSを構築できるオープンソースのOpenPNEスクリプトもある。これによって、さらにテーマが細分化されたSNSサービスも数多く、いまではその総数を把握することも難しいのではないだろうか。
SNSサービスでは紹介制による登録入会ということもあり、そこには安心感もあろう。また共通のテーマを持つ仲間をこれまで以上に簡単に探し出せるし、閉鎖した世界であるからお互いが交流を深めるのにも時間はかからない。
サービス提供者側から見れば、参加者の属性が把握しやすいため、SNSサービスはアピール度の高い広告媒体として有望であろうし、効率的な通販ターゲットともいえる。
日本の社会が縦社会とすれば、SNSサービス内はまさに仲間同士という相互依存に支えられた横社会。はて、かつてこのような依存型の社会構造を「甘えの構造」といっていたのではないのかな。また、SNSという入れ子の型に入ることを好むような国民性の一端を「縮み志向」といっていたのではないのかな。
SNSサービスそのものを否定はしないが、なぜか以前よりも内向きへ内向きへと進む傾向が強くなってきた気がする。企業は利益が生まれるところへ続々と参入するわけだから、この傾向はますます助長されていくだろう。こうした内向き志向人が拡大再生産されていくことは、いいことなのかな。
と、将来を危惧するフリをしながらmixiで日記を書き続ける"しのご"であった。