レトロな露出計(EXPOSURE CALCULATOR)

KODAK社の計算尺式露出計「EXPOSURE CALCULATOR」の実物を送ってきていただいたものの、使い方がさっぱり分からない。まずは現物を見ていただこう。

EXPOSURE CALCULATOR(表面)
EXPOSURE CALCULATOR(表面)

EXPOSURE CALCULATOR(裏面)
EXPOSURE CALCULATOR(裏面)

まずは表面から。「KODAK LTD., LONDON.」と記載されているので、イギリスで製作されたものなのだろう。また、真ん中には「OPEN SEA」だの「ROOMS」だのと書いてあるので、撮影シーンを選択するものと思う。左側は「2-2.8-4-5.6」や「1/1000-1/500-1/250」という数字が並んでいるので、絞りやシャッタースピードを表示している。右側の数字は、なんだ?

裏面を見ると、「G.M.T(グリニッジ標準時)」による時間、「B.S.T.」はイギリスのサマータイムと思う。それに撮影月の選択。円盤左側には快晴や曇天などのイラストがあるので、天候を選択するわけだろう。

では、回転する円盤で左側に表示されている数字を、どのようにセッティングするのだろうか? まったく不明、操作方法がわからない・・・。どなたかご存知の方がいましたら、ぜひとも教えていただきたいと思います。

セノガイドCと比較してみると面白い。セノガイドはfが「1〜32」、シャッタースピードは「1/2000〜8秒」。一方、EXPOSURE CALCULATORはfが「1.5〜32」、シャッタースピードは「1/1000〜8分」まである。これ以上は専門家ではないから、どう読めばいいのか分からない。

セノガイドCは世界中で使用できるように、説明書の「季節と該当月」の欄には主な適用国まで記載してあるが、おそらくEXPOSURE CALCULATORはイギリス専用かもしれない。

レトロな露出計(セノガイドC)

古くから写真を趣味としている方ならご存知の「セノガイドC」。セノガイドCとは計算尺タイプの露出計で、いまはなき関研究所が開発・発行していたものだ。

セノガイドC

解説書を見ると「昭和55年4月20日 第1版発行」とあるので、1980年代前半に購入したものだろうが記憶にない。操作方法の解説、バーチャルタイプのセノガイドCは須賀氏の「セノガイドCを体験してみよう」に詳しく掲載されているし、「検証 セノガイドC」には実際に使用してみた記録を掲載している。

購入当時、Nikomat-FTNやCanon-EFなどのマニュアルカメラとともに使っていたのだけど、セットする撮影シーンの判断に迷うことが多く、数回ほど使って放り投げていた。しかし、デジカメ全盛の時代ともなると、こうしたレトロな露出計を使ってみたくなり、一時期は復刻版を作ることも考えていた。思いはみなさんとも同じなようで、ネット上にはセノガイドCを自作するための案内はもちろん、iモード版セノガイドCも登場している。

さて、本題はこちらだ。

BBSでセノガイドC復刻版についての話題で盛り上がっていたとき、ある方からこんなのもありますよとわざわざ実物を送ってきていただいたものがある。それが、同じく計算尺方式の露出計であるKODAK社の「EXPOSURE CALCULATOR」だ。海外のオークションで入手したのだという。

「EXPOSURE CALCULATOR」を手にとってみたものの、使い方がさっぱりわからない。検索すると、海外のサイトに紹介記事はあったが、使用方法までは解説されていない。基本的な操作方法で構わないから、誰か教えてくれ!状態なのだった。

・・・次回へ続く

汎用の自作リフィルシート

「超」整理手帳を使っていて昔からなぜだろう思っていたことは、単純にWordにテキストを貼り付けて4段組にし、四つ折りにした場合もキチンと収まるようなフォーマットがないということだった。過去にも公式サイトでは、4段組四つ折りに適したフォーマットにPDF出力できるサービスをしていたし、またそのためのプログラムを提供していた。

いまでは講談社で同様のものを「リフィルメーカー ドンピタくん」として提供している。PDF出力をされるものだから、一部分を訂正や修正する場合、もう一度このサイトへアクセスして出力しなければならない。実にバカバカしい。

ならば、Wordでそのフォーマットを作ればいい。簡単なことだけど、いままでA4、4段組、四つ折りに適したフォーマットというものを見たことがなかった。自分で作るか・・・そう思って作ったのが「汎用ワードフォームシート」である。

適当なテキストがなかったので青空文庫からテキストをダウンロードし、完成したシートに貼り付けてみた。結果は下記の通りで、四つ折りにした場合も折り目にテキストがかかることはなかった。

汎用ワードフォームシートの使用例

このWordフォーマットさえ手に入れば、複雑な表組みや段組内に画像ファイルを貼り付けることだって可能。そして、何よりWord上で自分自身が必要だと思ったリフィルを作るためのベースとなる。これが一番のメリットだ。

本体サイトにWordでの書式設定方法(実に簡単!)を記載。書式設定すら面倒という人のために、書式設定済みのWordファイルをダウンロードできるようにしている。興味のある方はどうぞ。これでWordを使用した自分専用リフィルは、たぶんだれでも作れるのではないかと思う。

汎用ワードフォームシート

蒸気エンジンで発々はできるか?

単なる思い付きではある。ホビー用の蒸気エンジンで発電機はできるだろうか?

理屈としては、ホビー用蒸気エンジンで12Vモーターを回して発電させる。これを一度12Vバッテリーに取り込み充電。ここからDC12Vを取り出す。あるいは、安定化させてから直接DC12Vを取り込む。例えば、FT-817あたりで移動運用を行う場合、たぶん使えるのではないだろうか。

さらに、12VバッテリーにDC/ACインバーターを付ければ、AC100Vが取り出せる。アウトドア用に小さなスタンド程度なら使用できるのではないだろうか。

残念ながらホビー用の蒸気エンジンは、実物を見たことがない。たぶん小型のガソリンエンジン発々よりは静かなのではないかと思うのだ。移動運用で近くにうるさい発々を置くよりは、静かなエンジン音の方がいい。なにより、エンジンからのノイズに悩まされることもなし、安く製作できると思うのだが・・・。

というわけでググッてみると、ホビー用の蒸気エンジンはアルコールの充填容量は不明だけど、15分間ほど運転できるらしい。これじゃ、発電機として実用にはならない。タンクの容量を増やしたからといっても、ホビー用蒸気エンジンでは、長時間連続運転は危険かもしれない。

ちなみに、ホビー用の木炭エンジンもあるらしい。長時間連続運転はできるのだろうか。

単なる思いつきなので、真剣には考えないことにする。

仙台のドント祭

昨日、1月14日は仙台のドント祭。仙台市のほぼ中心部にある大崎八幡神社へ午後6時過ぎに行ってみた。仙台の中心部に近い4車線道路も、この日は参拝客に開放されている。

大崎八幡神社へ

大崎八幡神社のサイトを見てはじめてわかったが、正式には大崎八幡神宮が正しいのだろうか。また、サイトを見ると、ドント祭の正式名称は「松焚祭(まつたきまつり)」というらしい。

正式なことは大崎八幡神社のサイトに書かれているので、ここでは割愛。"しのご"にとっては、正月飾りなどを焼いてもらい、お参りした後は出店で一杯やりながら焼き鳥などを食べるのが楽しみ。たぶん、ほとんどの人がそうではないだろうか。

そして名物は「裸参り」。神社まで裸でお参りし、もちろん裸で帰るわけだ。

ドント祭の炎と裸参り

なお、神社のホームページによると、「この炎にあたると心身が清められ、一年間無病息災・家内安全の加護を得るという言い伝え」があるらしい。子供のときから聞かされてきたことだ。しかし、知り合いに裸参りを決行した結果、風邪で数日寝込んだ人を私は知っている。

宇宙の天気予報

天気予報とは気象情報ばかりではない。宇宙の天気情報を意味することだってある。見た目がカッコいいので、宇宙天気予報の情報画面を取り込んでみた。

宇宙天気予報

これは情報通信研究機構宇宙天気情報センターが提供している宇宙天気予報の情報提供画面である。宇宙天気とはいっても太陽の黒点やフレア、太陽風などの情報のようだ。

特に、無線通信においては地磁気嵐、デリンジャー現象、そしてなんとスポラディックE層の発生予報までしている。50MHz帯で通信を楽しんでいる無線家にとって、いつ発生するかわからぬEsのために常時ワッチするストレスが軽減されるかもしれない。

情報提供画面からはSOHOにもリンクされており、さまざまなフィルターを通した太陽の写真も見ることができる。ちなみにSOHOと聞いてSmall Office/Home Officeを思い浮かべてはならない。ここでのSOHOとはSOLAR AND HELIOSPHERIC OBSERVATORYである。

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業務日誌ですから、業務のある日は毎日更新する(?)はずです。

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