音読による手軽な暗記方法の実験

外国語をはじめとする学習において、どうも音読による暗記がいいらしい。確か、野口悠由紀雄氏の著書、超勉強法でも、英語の試験勉強なんかではテキストを音読して丸暗記してしまえと書いてあったような気がする。

やってみるとわかるのだけど、この音読というのは以外とつらい。時間をかけてやっていると、まずは頭もボーっとしてくる。5回音読するなら、せめて3回程度で済むような効率的な方法はないものだろうか。

いまでもあるようだけど、昔キオークマンという製品を購入したことがある。アンプを組み込んだヘッドフォンにマイクを取り付けたヘッドセットのようなもので、音読している音声を直接聞けるようにしたものだ。

音読による効果というのは、自分の声が自分の頭に響くことにより記憶を定着させるらしい。専門家ではないのでわからないけど、自分の声による自励効果とでもいうのだろうか。キオークマンは、その音読効果を応用したものらしい。

再びキオークマンを購入しようかと思ったのだけど、もっと手軽にできる方法はないものかとググッてみた。主に三つの方法があるようだ。
 1)片方の手のひらで耳を覆う。これは、たぶん戦前の歌手なんかが歌を歌うときに使っていた手法ではないかと推測する。
 2)両手のひらで両耳をふさぐ。上記1)の発展系かもしれない。
 3)耳栓をつける。イヤーウィスパーがお勧めらしい。

手で耳をふさぐ方法は確かに手軽だけど、テキストを開いて音読する場合を考えると面倒。そうなると、3)のイヤーウィスパーを使う方法に心を動かされる。試験前に心を落ち着け、集中力を高めたいときに活用する人が多いようだ。そんなわけで、さっそくイヤーウィスパーを購入してきた。

イヤーウィスパーを耳に装着して、音読を試してみた。自分の声は頭に響くのだけど、いまひとつ音声がこもったような感じ。これで効果があるのかどうか不安にはなるけど、何もせずに音読をするよりはいいかもしれない。

さて、これで効率よく語学などのテキストを音読し、果たして効率よく丸暗記できるだろうか。研究者ではないので、イヤーウィスパーを装着したグループとイヤーウィスパーを装着していないグループでの暗記比較試験などできるはずもない。

しばらくは「効果があるのだ」と信じて続けてみるしかないか。

なぜPukiWikiというのか

PukiWikiにはまってからというもの、サイト制作ではすべてPukiWikiを使って構築してきた。他のCMSと比べてみれば、心動かされるものもあるけれど、やっぱりPukiWikiがいい。

疑問に思っていたのだが、どうしてPukiWikiというネーミングなのだろう。PukiWikiの基となった「Wiki Wiki(ウィキウィキ)」は、ハワイ語で「速い」という意味らしく、これはなんとなく知っていた。では、「Puki(プキ)」とはどのような意味か。これもハワイ語か? どうも、そうではないらしい。

WikiWikiWebをベースに、結城浩氏がPerl実装し日本語を扱えるようにしたものがYukiWiki。この名称は、結城とWikiを組み合わせたネーミングであろうことは推測できる。

さらに、このYukiWikiを基にPHPで開発されたのがPukiWikiということだ。このPHPの頭文字をとってPukiWikiというネーミングになった模様。

 PHP + YukiWiki = PukiWiki

PHPで開発されたことで、PukiWikiにはYukiWikiにない新たな機能が追加された。その結果、PukiWikiをベースにPerl再移植したものをPyukiWikiというようだ。

 Perl(YukiWiki) + PukiWiki = PyukiWiki

ネーミングの変遷は、なかなかに面白い。なお、このPukiWikiに関するネーミングの移り変りは、あちらこちらのサイトを参考にしたものなので、もし間違いがあったら指摘してください。

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