公衆電話のメンテナンス

朝から不安だった。あちこちでの打ち合わせから夜の宴会まで、一日中出歩く予定であるにもかかわらず、携帯電話の充電を忘れていたからだ。事務所を出る段階で電池残量マークは最低レベルの一目盛りだったのだから。

案の定、夕刻まで3回ほどの通話でバッテリー切れ。まだ2〜3件ほど連絡しなければいけない箇所があったものだから、次の打ち合わせの場所に移動中、とあるテナントビルの出入り口に公衆電話を発見したので、思わず飛びついた。が、この公衆電話、ツーともプーともいわない。故障だ。通話できないのなら「故障中」の張り紙ぐらいしておいて欲しいものだ。

さらに2〜3軒ほど先のテナントビル入り口付近にも公衆電話を発見した。驚いたことに、この公衆電話も不通。得てして悪いことは重なるものだが、2件立て続けに不通の公衆電話に出会うといいかげんにしてくれと怒りたくもなる。

公衆電話ボックス、あるいは駅の公衆電話なら余程のことがない限り不通ということはないだろうとあきらめながら最寄の駅へトボトボと向かう。公衆電話ボックスを発見したものの、これまた悪いことは重なるもので、通話相手は「電波が届かないところか、電源が入っていないのでかかりません」のアナウンスが流れるばかり。

受話器を置いて目に付いたのは、ヨドバシカメラ。すぐに店に飛び込んで、電池で充電する携帯電話充電器を購入した。充電器と単三電池がセットで898円也。駅のベンチで即座にセッティングして10分後には無事、連絡を入れることができた。

携帯電話を持っていれば、移動しながら連絡ができるから時間の節約になる。だから、固定された公衆電話の利用率も少ないのだろう。だからといって、故障したままの公衆電話は罪悪だ。電話ボックスなどはNTTなり、傘下の電話工事会社が定期的にメンテナンスを行なっているのだろうけど、テナントビルの公衆電話はそのビルの管理者の責任か。

テナントビル管理者に言いたい。万が一の場合は、公衆電話を使うこともあるのだからメンテナンスをきちんとして欲しいと思う。公衆電話があると思うから利用者は使うのであって、メンテナンスが面倒ならむしろ公衆電話を設置しておかない方がいいのではないだろうか。
2005/09/15(Thu) 03:59:46 | 社会面

Re:公衆電話のメンテナンス

あなたが113へ連絡して修理手配すればいいことです。
そうすれば他の人が同じように不便を強いられません。
guest(2010/06/05(Sat) 06:07:32)
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業務日誌ですから、業務のある日は毎日更新する(?)はずです。

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