アクセスアップ対策

ホームページのアクセス数を増加させたい。個人的なHPであろうと企業のHPであろうと、思いは同じだろう。SEO対策なんか当たり前、次の手を考えなければならない。

まずは縦の動きから横の動きへの展開が考えられる。つまりそこそこのSEO対策を施してさえいれば検索エンジンからの訪問者はいる。これら訪問者は目的のページを見さえすれば、あとはそのサイトに用はない。これが縦の動きだ。横の動きとは一歩進んで、アクセス者にサイト内の他のページも見てもらうことに他ならない。いかに他のページへ誘導できるか、ここが肝心だ。

例をあげてみる。A社のサイトは総ページ数が100ページ、B社のサイトは総ページ数が10ページとする。A社のサイトは1日100回のアクセスがあるものの、ブラウズされるページは1〜2ページ。一方、B社のサイトは50回のアクセスではあるが、10ページすべてが見られている。単純計算で1日のページビューをみれば、A社は100アクセス×2ページビュー=200ページビュー/日。B社は50アクセス×10ページビュー=500ページビュー/日。単純な計算ではあるけど、横の動きがいかに重要であることか。

検索エンジンでただ単に上位表示を目指しているサイト管理者やHP制作者は、もう少し横の動きを重視しなければならない。特に、広範なテーマを扱っているサイト、ネット通販サイトにとって、サイト内で横に動かすことは重要なテーマではないだろうか。

かなり前だけど、単純にアクセス数のみを増加させる方法を記載したサイトを見つけたことがある。その方法とは、日本のサイトであれば日本語のほかにキーワードとなる部分を英語、フランス語、ドイツ語、中国語、果てはエスペラント語までも使って多言語で記載するというもの。文章も各単語ごとに各国語を使ってごちゃ混ぜにして書く。確かにアクセス数は増えるかもしれないけど・・・。

世界各国で公演を行っている人形劇団プークは、ある国でその国の言語で公演を行ったら、その国の言語はさっさと忘れて、次の国ではその国の言語で公演を行うらしい。ならば1〜2ヵ月間、ある言語で記載したら次の1〜2ヵ月間はスパッと切り替えて他の言語で記載する。もっとも、こんなことをしたら、誰が読むのか? というより読めなくなる。

閑話休題。

これまでのようにバカのひとつ覚えのような検索エンジン命、ページランク命もけっこうだけど、他のページへどのように誘導させるかをもう少し考えてみてはどうだろうか。アクセス数よりページビュー数。結果的には、こちらの方が効果的なような気がする。
2004/06/10(Thu) 00:06:10 | IT関連
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