入院騒動の記録(13):体温の変化

朝6時起床。7時からの朝食後、だいたい8時ごろになると朝の検温がある。体調の変化は体温に連動するからだろう。入院3日目ごろから、自分で小まめに体温を測ってみた。

起床時の体温は35.8度。体を動かせば体温は上がるし、おかゆのような暖かい食事を摂れば、これまた体温が上がる。食事前は36.1度、食事後の検温時間にはだいたい36.4度前後に上昇するのだった。これは昼過ぎと夕食後の検温でも、0.1〜0.2度程度の変化で大きく変化することはなかった。

入院してから、この体温の変化を看護婦さんも医者もそこそこ重視していることに気が付いた。低体温は別として、体温が低く安定していれば病状も回復基調にあると判断してもらえるのではないだろうか。そんな考えを抱くには十分な検診状況だったのだ。

そこできちんと模範患者のようにしている”しのご”は、起床時の体温を申告することにした。特に朝の検温結果は自己申告だし、体温を測っていない患者には検温をするように指示するだけ。つまり、起床時から看護婦さんが検温結果や排便などの状況調査を聞きに来るまでの間に検温しておけばよいのだろう。

これで”しのご”は毎日35.8度前後の体温を申告し続けた。実際に、その程度でもあったのだ。しかし、思いとは裏腹に検温結果で、例えば普通食に戻る期間や点滴期間の短縮、なにより退院までの期間短縮には、まったく貢献しなかったようだ。
2006/04/06(Thu) 13:08:29 | 入院騒動記
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