メールアドレス記述のスパム対策

Webページにメールアドレスを掲載すると、スパム業者によってそのメールアドレスが読み込まれ、スパムメールが届くようになる。そのため、個人のサイトなどでは、わざとブランクやアンダーバーを入れてメールアドレスを掲載しているサイトが多い。

そのような記述をすれば、当然ながらメールアドレスをクリックしてもメーラーが起動するわけでもなく、使い勝手は悪い。また、連絡先としてメールアドレスを掲載することの多い一般企業などの場合、どのように記述するかは大きな課題でもある。

そこでいかにスパム業者に収集されることなく、メールアドレスを記述し、しかもクリックすればメーラーが起動するといったように使いやすくするかの方法である。自分自身の復習も兼ねて備忘録代わりに書いておきたい。知っている人は知っている、当たり前の方法ですが・・・。

【メールアドレスの例】
例えば「foo@hogehoge.ne.jp」というメールアドレスの場合、次のように記述する。

【メールアドレスの記述例】
(1)「@」の全角記述
実情は不明だが、サイト上で見る限り、スパム業者は「@」を手がかりにメールアドレスを収集するらしい。そこで、この「@」を全角で記述する。そしてメールフォームがあれば、メールフォームのWebページにリンクさせる。

[foo@hogehoge.ne.jp] → [foo@hogehoge.ne.jp]

※実際にやったことはないので、その効果のほどは不明。

(2)コード記述
メールアドレスの「@」と「.」のコードを直接記述する方法。「@」は「@」、「.」を「.」に書き換える。なお、「@」と「.」、また書き換えの事例は全角で記述しているので、実際に書く場合は半角にして記述すること。

[foo@hogehoge.ne.jp] → [foo@hogehoge.ne.jp]

※実際にやってみて、やらないよりはやった方がいいだろうけど、最近ではあまり効果は見られなくなってきた。スパム業者もアホではないだろうから、すでに対処済みなのだろう。

(3)JavaScriptによる表示
JavaScriptを使って、メールアドレスを動的に組み立てる。HTMLソース上に実際のメールアドレスは書かれていないので、たぶんスパム業者も収集できない。スクリプトは、全角で記述しているので、半角にして記述すること。

[foo@hogehoge.ne.jp]

----スクリプト例は下記から
<script LANGUAGE=”JavaScript”>
<!−−
mailurl = ’mailto:’ + ’foo’ + ’@’ + ’hogehoge.ne.jp’;
document.write(’<a href=”’+ mailurl + ’”>’);
document.write(’foo’ + ’@’ + ’hogehoge.ne.jp’);
document.write(’</a>’);
−−>
</script>
<noscript>
_no_spam_foo@hogehoge.ne.jp
</noscript>
----ここまで

※これによってブラウザ上では「foo@hogehoge.ne.jp」と表示される。また、JavaScriptに対応していないブラウザでは「_no_spam_foo@hogehoge.ne.jp」となる。実際に手持ちのメールアドレスは、すでにスパム対象となっているので効果のほどは現在のところ不明。
<参考サイト:Haru's Page

どの記述方法もですが、すでにスパム対象となってしまったメールアドレスには効果はないだろう。これからのことを考え、対応しないよりは対応した方がよいかも。
2006/09/28(Thu) 12:54:45 | IT関連

Re:メールアドレス記述のスパム対策

知り合いの方から、「(3)JavaScriptによる表示」のスクリプトにスペルミスがあることを指摘されました。確かに間違っておりましたね・・・。

修正いたしました。

どこが間違っていたのか。恥ずかしくて書けません。
しのご(2008/10/14(Tue) 12:02:35)
Tittle: Name:

Profile

しのご
しのご
業務日誌ですから、業務のある日は毎日更新する(?)はずです。

New Entries

Comment

Categories

Archives(295)

Link

Search

CONTACT