PukiWikiでマンダラート

すでに「PukiWiki」および「マンダラート」を知っている人向けのネタである。

ネットにつながっているのであれば、どこででもPCでマンダラートを使えるようにしたいと思いついた。つまり、ブラウザ上からセルに書いたり消したりすることが出来ないものかなと考えたわけだ。

そこで、即座に、しかも簡単に構築できるようにPukiWikiの標準pluginであるmemoを使って挑戦してみたのだった。そのままでは実現できないので、まずはmemo.inc.phpでメモ欄の大きさを変更する。

■memo.inc.phpの6〜7行目あたり
define('MEMO_COLS', 60); // Columns of textarea
define('MEMO_ROWS', 5); // Rows of textarea

これを下記の数字のように修正。

define('MEMO_COLS', 35); // Columns of textarea
define('MEMO_ROWS', 12); // Rows of textarea

次にPukiWikiで適当な名前の新規ページを作り、以下のように書き込むわけだ。

■編集からこんなふうに書いた
|BGCOLOR(#CCCCFF):#memo|BGCOLOR(#FFCCFF):#memo|BGCOLOR(#CC9966):#memo|
|BGCOLOR(#DCDCDC):#memo|BGCOLOR(#FFFFFF):#memo|BGCOLOR(#FFC0CB):#memo|
|BGCOLOR(#32CD32):#memo|BGCOLOR(#FFFF99):#memo|BGCOLOR(#EE6633):#memo|

さて、こうして出来上がった3×3のセルが下の画面だ。自分のマシン環境だとぎりぎりでスクロールさせずに使うことが出来る。使ってみると、ごちゃごちゃと書き加えない限り問題はない。

PukiWikiでマンダラート

ならばと9×9のセルのものも作ってみたが、スクロールせずに使おうとなるとmemoエリアをかなり小さくしなければならず実用的ではない。むしろメモ更新ボタンの方が目立ちすぎる。どうしても9×9のセルにするのなら、個々のセルから個別に3×3のセルページへリンクさせればいいので、それぞれのセルの下にもうひとつセルを設けてリンクさせてみた。これもセル内のメモエリアの大きさを犠牲にしなければならないので、あえなくボツにせざるを得なかった。

さて、問題はこれをどこで使うかだ。ネットカフェのようなところでは、たぶん集中してセルを埋める作業が出来ないだろう。一方、出張などで他人のマシンを使わなければならない場合はどうか。セルを作るだけならExcelやCalcでも簡単にできる。出来上がったファイルはメールで自分宛に送っておけばよい。しかも、あらかじめ作っておいたセルのファイルをダウンロードできるようにしておけばいいだけだ。

結論として、作ってみたら出来たという自己満足だけで使い道が想像できない。

■参照先:PukiWiki活用術/マンダラート
2007/09/06(Thu) 18:46:12 | IT関連
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業務日誌ですから、業務のある日は毎日更新する(?)はずです。

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