君はIt's a Long Way to Tipperaryを知っているか?
ある高齢の男性から、たずねられた。「It's a Long Way to Tipperaryという歌があるそうだけど、聞いてみたい。知っていますか?」というもので、もちろん“しのご”は知らない。調べておくからといって、その場は別れた。
その男性によると、事情はこうだ。いろいろな新聞で読者投稿欄を読んでいたら、「死んだ母親が、その昔、ニュージーランドへ旅行へ行ったとき観光船上で乗客同士による大合唱が始まった。題名を聞いたらそれは、It's a Long Way to Tipperary。母親は死ぬまで口ずさんでいた」というもの。そして、それは反戦歌でもあるらしいので、ぜひ聞いてみたいというわけである。
さっそくGoogleで「It's a Long Way to Tipperary」を検索したら、トップで表示され、このサイトには音源まで置いてある。聞いてみると、調子がよく、とても反戦歌には聞こえない。コーラス部分は、気分よく気持ちを高揚させるように歌える。
さらに検索を続けていくと、どうもこの「It's a Long Way to Tipperary」という歌は、第1次世界大戦当時に大流行したイギリス遠征隊の行進曲で、イギリスでは誰でも口ずさめる有名な歌らしい。しかも、あのローリングストーンズも鼻歌で歌うとか。
歌詞を読んでみると(英語は不得意です)、戦場へ行かねばならず、かわいいお嬢さんさよなら、ピカデリーともしばしの別れ、Tipperaryへの長い道のりだというような意味合いか。しかも替え歌にして歌っていたカトリック校もあるらしく、どこで反戦歌になったのだろう? また戦争映画などのBGMにも使われているようだ。
それにしてもヨーロッパ戦線は、戦場で大流行し後世にも歌い継がれる歌が生まれる。第1次世界大戦が「It's a Long Way to Tipperary」なら、第2次世界大戦は「Lili Marleen」だろうか。ちなみに「Lili Marleen」のつづりはドイツ語だとLili Marleen、英語ではLilli Marleneになるという。
さらに「Lili Marleen」にしても、決して反戦歌ではないのに反戦歌であるような評価がある。なぜだろう? 「It's a Long Way to Tipperary」も加えて、ちょっとした疑問ではある。
その男性によると、事情はこうだ。いろいろな新聞で読者投稿欄を読んでいたら、「死んだ母親が、その昔、ニュージーランドへ旅行へ行ったとき観光船上で乗客同士による大合唱が始まった。題名を聞いたらそれは、It's a Long Way to Tipperary。母親は死ぬまで口ずさんでいた」というもの。そして、それは反戦歌でもあるらしいので、ぜひ聞いてみたいというわけである。
さっそくGoogleで「It's a Long Way to Tipperary」を検索したら、トップで表示され、このサイトには音源まで置いてある。聞いてみると、調子がよく、とても反戦歌には聞こえない。コーラス部分は、気分よく気持ちを高揚させるように歌える。
さらに検索を続けていくと、どうもこの「It's a Long Way to Tipperary」という歌は、第1次世界大戦当時に大流行したイギリス遠征隊の行進曲で、イギリスでは誰でも口ずさめる有名な歌らしい。しかも、あのローリングストーンズも鼻歌で歌うとか。
歌詞を読んでみると(英語は不得意です)、戦場へ行かねばならず、かわいいお嬢さんさよなら、ピカデリーともしばしの別れ、Tipperaryへの長い道のりだというような意味合いか。しかも替え歌にして歌っていたカトリック校もあるらしく、どこで反戦歌になったのだろう? また戦争映画などのBGMにも使われているようだ。
それにしてもヨーロッパ戦線は、戦場で大流行し後世にも歌い継がれる歌が生まれる。第1次世界大戦が「It's a Long Way to Tipperary」なら、第2次世界大戦は「Lili Marleen」だろうか。ちなみに「Lili Marleen」のつづりはドイツ語だとLili Marleen、英語ではLilli Marleneになるという。
さらに「Lili Marleen」にしても、決して反戦歌ではないのに反戦歌であるような評価がある。なぜだろう? 「It's a Long Way to Tipperary」も加えて、ちょっとした疑問ではある。
2004/10/27(Wed) 11:13:38 | 文化面
Re:君はIt's a Long Way to Tipperaryを知っているか?
このBlogのプログラムは古いものなので、ときにスパム書き込みにやられています。こんな時期まで使い続けていた自分が悪いのですが・・・。この記事を書いたとき、日本で「It's a Long Way to Tipperary」について記載していた人は2〜3人しかいませんでした。ところが、いまでは多くの人が書いているようです。
まぁ、こういうネタは多くの人が書いてくれればいいのですがね。