Mugenkyoのビート

いわゆる和太鼓は日本の伝統的な太鼓として存在している。外国人が和太鼓に興味を持ったからといって、そう驚くことでもない。

なにげに「europe」を読んでいたら、イギリスの和太鼓プロチーム「無限響/Mugenkyo」が紹介されていた。果たして、その実力はどれほどのものか確かめてみたい、そう思うのは人情というもの。「無限響/Mugenkyo」のサイトではストリーミングで画像と曲を確認することができるようなので、まずはサウンドを聴いてみる。

聴くことができるのは「IKKYO」。ただ一言、すごい。"しのご"には日本の和太鼓にありがちな湿り気のあるような音ではないと感じたし、またテンポの速いビートとリズムは気分を高揚させる。いかに和太鼓のプロチームとはいえ、外国人のチームであるから日本の和太鼓チームのコピー程度であろうと思っていたが、その考えは通用しないようだ。

これまで海外で有名な和太鼓チームといえば「鬼太鼓座」あるいは「鼓童」あたりが有名どころ。個人的には「鼓童」のファンでもある。でも、1曲だけだけど「無限響/Mugenkyo」の曲を聴いた限りでは肩を並べるのではないだろうか。

こうしたレベルの高い和太鼓の曲を聴いていると、伝統芸能として祭りなどで演奏する○○太鼓保存会などの和太鼓は聴く気にもなれない。まずはいいものを聞かせてもらった。機会があったら、ぜひとも「無限響/Mugenkyo」のコンサートに行ってみたい。
2005/04/06(Wed) 18:43:32 | 文化面
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