編集が必要な年末恒例長文メール

最近の長文電子メールの多さには少々げんなりしている。メールの内容は、だいたいが年末ならではのものが多い。
年末ならではとは、今年の総括や来年へ向けた提言などの類だ。特に“しのご”が関係する団体などでは、さまざまな部会や委員会ごとに2003年総括と2004年への提言を記載しているため、一団体からのメール数だけでも数が多く、しかもどれもが長文だ。

こうした大量長文メールは立場上、読んでおく必要のあるメールだけにやっかいなのである。DMメールのように、タイトルを見ただけで即刻ゴミ箱行きというわけにはいかない。

これまで印刷物であったはずの年末恒例「今年の総括・来年への提言」メールは急増している。印刷物であれば担当者が各部署からの原稿をテーマごとに編集してまとめていたため、重要なポイントも短時間で把握することができた。メールだと各部署の原稿がそのまま送信されてくることになり、各部署の詳細な実情は分かるのものの、全体像を把握するには逆に時間がかかるようになった。

インターネットのおかげで情報の共有化は内容的にも、時間的、費用的にも飛躍的に進歩した。しかし、全体像を的確に把握し明確に提供するということに関しては、むしろ後退しているのではないだろうか。数年前からネット上での「情報の編集」が言われだしてきているが、いまその必要性を認識している。
2003/11/23(Sat) 18:28:59 | 社会面
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