入院騒動の記録(9):患者のコントロール
入院して、まずお世話になる人といえば看護師の方々である。法的には「看護師」が正式名称らしいが、入院患者も見舞い客も誰一人「看護師さん」とは言わない。みんな「看護婦さん」だ。男性の看護師の場合は「すみませ〜ん」と呼ばれているようだった。
その看護師さんは、患者とのコミュニケーションが実に巧みである。当然ながら入院時に初めて会うのだが、あたかも旧知の仲のように話しかけてくる。基本は患者の立場に立ってという姿勢なのだろうが、こうした患者とのコミュニケーション方法というのは、どこで、どのようなマニュアル(教科書)で学ぶのだろう。それとも実践で身に付けるのだろうか。患者はいわば弱者のような立場であるから、主導的立場にある看護師はそのような態度を表には出さない。そう教育されているに違いないと思うのだ。
まれにテレホンセールスがあると、これと同じ手法で話す営業がいる。たいてい先物取引関係か幼児教育用教材販売関係などだが、この場合は逆効果。だまされる方が悪い。ところが病院内であれば、そして看護師であれば話は別だ。
実践で身に付けるとすれば、長い歴史の中でそのノウハウはもちろん、新人看護師への教育方法も十分に蓄積されているはずだし、もしかしたらマニュアルが存在するかもしれない。このコミュニケーション方法を端的に言えば、強者と弱者の立場を、弱者に感じさせずにあたかも平等であるように思わせながら、強者としての立場を維持するコミュニケーション方法ということになるだろうか。
そのノウハウを知りたいとは思わないか? もっとも知ったところで、一般人はどこで使えばいいのだろう。
その看護師さんは、患者とのコミュニケーションが実に巧みである。当然ながら入院時に初めて会うのだが、あたかも旧知の仲のように話しかけてくる。基本は患者の立場に立ってという姿勢なのだろうが、こうした患者とのコミュニケーション方法というのは、どこで、どのようなマニュアル(教科書)で学ぶのだろう。それとも実践で身に付けるのだろうか。患者はいわば弱者のような立場であるから、主導的立場にある看護師はそのような態度を表には出さない。そう教育されているに違いないと思うのだ。
まれにテレホンセールスがあると、これと同じ手法で話す営業がいる。たいてい先物取引関係か幼児教育用教材販売関係などだが、この場合は逆効果。だまされる方が悪い。ところが病院内であれば、そして看護師であれば話は別だ。
実践で身に付けるとすれば、長い歴史の中でそのノウハウはもちろん、新人看護師への教育方法も十分に蓄積されているはずだし、もしかしたらマニュアルが存在するかもしれない。このコミュニケーション方法を端的に言えば、強者と弱者の立場を、弱者に感じさせずにあたかも平等であるように思わせながら、強者としての立場を維持するコミュニケーション方法ということになるだろうか。
そのノウハウを知りたいとは思わないか? もっとも知ったところで、一般人はどこで使えばいいのだろう。
2006/04/02(Sun) 04:27:09 | 入院騒動記
Re:入院騒動の記録(9):患者のコントロール
基本的に患者はわがままではないか、そう思います。それだからこそコミュニケーションが重要であり、そのノウハウがあるのではないか。やはり実践で積み上げられたものですかね。