定量把握と定点把握によるアクセスアップ

アクセスログ(AshiatoLOG)をボンヤリ見ていたら、ひょんなことに気が付いた。

検索エンジンで当サイトにたどり着いた人のうち、定点把握的なページは読んでいる時間が数10秒程度であるのに対し、定量把握的なページは時間をかけて読み、また関連する他のページをも読んでもらっている。時計で例をあげてみると、定点把握とはデジタル時計で時刻を確認するように、その瞬間の時間を把握すると定義してみる。一方、定量把握とは時計の指針を見て、10時まであと35分あるとか、10時5分前だなどと把握することになるかな。

これをサイトに置き換えてみると、定点把握的ページとは用語の意味を調べる、英単語の和訳を調べるなどといったサイトになるだろうか。こうしたサイトは、目的を達成したら、そのサイトに用はない。はい、サヨナラだ。定点把握的サイトは、アクセス数が多いのだろうからバナー広告も多数貼ってあったりする。アクセス数は多いだろうが、定点把握的ページに広告を出稿しても意味がないのではないだろうか。

一方、定量把握的ページは、あるテーマにおいて解説が主体となっているため、その解説が何ページにもわたっていることが多い。興味があるテーマなどであれば、訪問者はじっくり全ページを読んでくれることだろう。でも、こうしたサイトに広告バナーがあったりするケースはそう多くはない。興味あるテーマだからこそ、関連する内容の広告であればクリックしてもらえる可能性は高い。そう思うのだけど。

どうにも理論になっていないような、あやふやな理屈だが・・・。サイトに広告を出稿する場合、クリック率の高そうなサイトとは、見た目にアクセス数の多い定点把握的なページあるいはサイトではなく、アクセス数が多少低くとも明確なテーマを持っている定量把握的ページまたはサイトではないかな。
2004/10/07(Thu) 19:06:13 | IT関連
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