オンライン書店と送料

10年も前になるだろうか、初めてパソコン通信の通信販売で書籍を購入した。発注した翌日には宅配便で書籍が届いたので驚いた記憶がある。
書店に注文すれば手元に届くまで、おおよそ2週間程度の期間を要した時代に、送料は即座に届くサービス料の対価と考えることができた。

インターネット通販全盛のいま、注文して遅くとも1週間以内に届くことは当たり前になり、また当たり前のように利用するようになったのである。こうなると、送料というサービスの対価が重くのしかかってくる。だいたい読みたい書籍の7割程度は書店に常備されておらず(売れない本だから?)、どうしてもインターネット通販に頼らざるを得ないからだ。

しばらく前から、一部オンライン書店では「○○円以上お買い上げの方は送料無料」となってきた。競争相手が増えたことで、各オンライン書店も生き残りをかけたサービスを始めたというわけである。

さらに送料の削減手段として、近くの書店やコンビニで受け取れる方法も普及してきた。そして、今回この方法を試してみたのだ。

その結果は、やはり届くまでイライラする。送料は、即座に入手するためのサービス対価だった。でもなぁ、これだけネット通販が普及してきて通販業者間の競争も激しくなっているのだから、輸送面(送料)でも競争が起こってもよさそうなものだが・・・・・・。郵政が民営化になれば、多少は変化がおきるかもしれない。
2003/10/01(Tue) 17:52:31 | 社会面
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業務日誌ですから、業務のある日は毎日更新する(?)はずです。

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