温故知新、年賀状のデザイン

写真屋さんやスーパー、コンビニなどで年賀状印刷の広告チラシがいやでも目に付くようになった。新聞にまで折込広告が入ってくるし、パソコンショップや家電量販店には年賀状作成ソフトが店頭に並んでいる。
それら年賀状のデザインサンプルを見ると、干支をあしらいいかにも年賀状でございますというデザインは少数派となり、キャラクターや自分たちで撮影した写真を用いた現代的なスタイルになっているようだ。年賀メールもめずらしいものではなくなったいま、年賀状のデザインも時代のライフスタイルに合ったものが好まれているのだろう。

それにしてはパソコンソフトのデザインも、広告チラシに掲載されているデザインも、実に多種類ではあるものの、どれもが同じように見える。基本デザインをベースとして、年賀はがきをタテヨコに変えたり、上下左右に写真の配置を移したりといった小手先のものもある。

これまでには、パソコンで時間をかけてデザインしたユニークな年賀状をいただいたこともある。しかし、いかにもパソコンで作りましたという感は否めない。

いまさら面倒で時間もかかる版画やいも版を使って年賀状を作れとは言わない。せめて画像処理テクニックのある人は、版画調、いも版風に加工した画像を使ったデザインをしてはどうだろうか。

“しのご”も例年なら12月末になってからあわてて購入する年賀状を、今年はめずらしく11月中に購入した。デザインを考える時間は十分にある。しかし、年末ぎりぎりになってから年賀状制作にあわて始めるのも、これまた年賀状の宿命か・・・。
2003/11/17(Sun) 18:24:58 | 社会面
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