畑違いを耕す日々が始まる

とうとう師走。中小企業にとって、この時期は年明け早々にやってくる確定申告対策を考える時期でもある。ここでいう確定申告対策とは、いかに早く楽に提出書類を作り上げるかにある。
会計ソフトを利用している会社もあるだろうし、独自にExcelなどの表計算ソフトを活用して専用ツールに組み上げている人もいる。それぞれにおいて、やりやすい方法を選択しているように思える。

いまさらながら、そのような対応はアプリケーションを扱える従業員、会計担当者がいて初めて可能であることがわかった。アプリケーションどころか、いまから初めてパソコンに触れるという人も、確定申告という煩雑な作業が続く時間と期間を考えればパソコンによる会計処理を直ちに始めたいと考えており、どうしたら即座に使いこなせるかに頭を悩ませているのだ。

会計管理ソフトは高額だ。これまでパソコンに触れたこともない人にとって、購入して万が一、使いこなせなかったら購入費用と習熟期間は無駄になる。しかも、十分に機能させるまでには取引先や顧客などの基礎データを入力しなければならない。どうするか?

その結果は「業務内容に応じたアプリケーションを入手し、各種基礎データをすべて入力。後は数字だけ入力すればいいようにしてくれ。もちろん不明点は教えて欲しい」という依頼だった。これはシステム管理会社の仕事ではないかと思うのだが……。

会計処理に詳しいわけではないが、アプリケーションを使えるのだから、やってできないこともない。しかし、こちらも習熟する期間が必要だ。だからといってのんびりしていると、確定申告の時期は直ぐにやってくる。
2003/12/10(Tue) 18:37:59 | IT関連
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