ディーン・R・クーンツ著「ベストセラー小説の書き方」*1の巻末に、エンターテイメント小説を書こうとするならば読んでおかなければならない読書ガイドというものが紹介されている。別にエンターテイメント小説家を目指しているわけではないけれど、映画化されたものなどがあったり、興味深い作品が掲載されている。
従来の読書案内というと小難しい本があったりする。ここで取り上げられているのはミステリー、スリラー、スパイ、SF、ファンタジー、冒険といった分野で、日本でいうなら大衆小説といったカテゴリーに入る。でも、いくつか読んでいるものは、なにより面白い。1年間で100冊の本を読もうという目標を立てたのなら、新刊ばかりではなく、これらの作品を読んでもいいのではないかと思う。
書名を見る限り、日本で出版されているとは思えないものがある。あとがきに「可能な限り日本語訳の書名を掲載する」とされているから、この時点では日本語訳はなかったのだろう。ただ、その後出版されているかもしれないので、そこはうまく探そう。
なお、当然だけど著者であるクーンツ自身の作品は掲載されていない。ウィキペディアのディーン・R・クーンツを参照のこと。
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