&color(#F89720){■};PukiWikiを設置しようとすれば、どう設定あるいは改造すればいいのかわからない、このようにしたいけど、そのやり方がわからないというケースはたくさんあります。回答を求めて検索することになるわけですが、それは[[しのご]]も同様でした。 :D #br &color(#F89720){■};そこで、PukiWiki設置で気が付いた点を備忘録代わりにメモしておくのが、この「PukiWiki備忘録」です。((使っている教科書というかマニュアルは、(1)Wikiでつくるかんたんホームページ(ケイズプロダクション、九天社、2006年1月)、(2)PukiWiki入門-まとめサイトをつくろう!(増井雄一郎、天野龍司、大河原哲、miko、翔泳社、2006年4月)、(3)ビジネスWiki導入・活用ガイドBOOK(ケイ・ライターズクラブ、アスキー、2006年7月)。&br;参照するのが最も多いのは、やはりPukiWiki入門ですな。)) [[コメントはこちらへ。>#qc817c33]] #br CENTER:【[[PukiWiki公式サイト>http://pukiwiki.sourceforge.jp/]]】【[[PukiWiki開発サイト>http://pukiwiki.sourceforge.jp/dev/]]】 #br #hr #contents #hr #br **非表示ページのメンテナンス [#zbb2eb85] PukiWikiおよびtrackerを使いこなしている人なら、下記のページは非表示になっていることは知っていると思う。 #br :config/plugin/tracker/default/page #br trackerを使う場合のマスターページのようなもののひとつだ。ここにはコメント欄を挿入するためのプラグイン設定が記載されている。通常の表示ページのコメント欄プラグインにはスパム対策用のプラグイン設定をしているけど、このサイト内ではtrackerを使っていないこともあり、特にスパム対策用のプラグイン設定をしていなかった。 #br たまたまこのページを開いてみたら、なんとコメントスパムがびっしりと記載されていた。非表示ページであっただけに、まったく気が付かなかったのだ。あわててスパムコメントを削除し、スパム対策用のプラグイン設定を施した。非表示ページだからといって安心せずに、スパム対策を施しておきましょう。 #br なお、コメント欄のスパム対策用プラグインは、[[PukiWiki公式サイトの自作プラグイン>http://pukiwiki.sourceforge.jp/?%E8%87%AA%E4%BD%9C%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3]]のページにありますから、探してください。 #br **ロリポップでの認証設定 [#z32e2f02] [[ロリポップ>http://lolipop.jp/]]のサブドメインコースは、お小遣い程度の価格で1GBものサーバーを持てるのでちょくちょく利用させてもらっている。久しぶりに新しいサブドメイン領域にPukiWikiを設定したら、なんと編集&閲覧制限に伴う認証機能が動作しない……。かなりあわてました。 #br 調べてみると、[[ロリポップのPHP4からPHP5へ変更に伴うPukiWikiの設定変更>http://yakinikunotare.boo.jp/orebase/index.php?%A5%ED%A5%EA%A5%DD%A5%C3%A5%D7%A4%CEPHP4%A4%AB%A4%E9PHP5%A4%D8%CA%D1%B9%B9%A4%CB%C8%BC%A4%A6PukiWiki%A4%CE%C0%DF%C4%EA%CA%D1%B9%B9]]に次のようなことが書かれてあった。 >>>ロリポップのPHP4はApacheのモジュールとして動作していたらしく、PHP5はCGIとして動作するようだ。 >>>PukiWikiの認証機構はBasic認証とかDigest認証に頼っている。これはWebサーバとブラウザ実装の問題であって、PukiWiki自体は設定ファイルに基づいて操作してるだけだ。つまり認証自体がApacheの機能をチョイと借りているわけで、CGIのように単独で動くものバージョンではその機能が無い。つまりPukiWikiの認証機構はCGI版では動作しなくなる。 #br そして、参照先である公式サイトの[[PukiWiki/CGI版PHPで動作させるには>http://pukiwiki.sourceforge.jp/?PukiWiki%2FCGI%E7%89%88PHP%E3%81%A7%E5%8B%95%E4%BD%9C%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%81%AB%E3%81%AF#f04bd248]]にも、はっきりと「BASIC認証は出来ません」と書かれているではないか。 #br この解決策として、プラグインが公開されていた。[[自作プラグイン/login.inc.php>http://pukiwiki.sourceforge.jp/?%E8%87%AA%E4%BD%9C%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3%2Flogin.inc.php]]で、プラグイン「login.inc.php」のほか換装用の「lib/auth.php」、パッチが置いてある。 #br 詳しくは「[[自作プラグイン/login.inc.php>http://pukiwiki.sourceforge.jp/?%E8%87%AA%E4%BD%9C%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3%2Flogin.inc.php]]」を読んでいただくとして、マニュアル通り導入した結果、問題なく動いてくれました。 #br ***&color(red){【ロリポップについての追記:2010/09/30】}; [#oc950a45] どうもロリポップでは、このログイン機能がうまく動作しなくなったようだ。解決策としては、次の通りでしょうか。 -公式サイトに、「session_regenerate_id(TRUE); をコメントアウトするとうまく動作するようになりました。セキュリティは下がりますが何度も認証画面が出る人は試してみるといい」と書かれていました。 -セキュリティーが下がるぐらいなら、ページ凍結をして他者からの編集を防ぐ。 -閲覧制限ページは、どうすればいいのか。”しのご”はプログラマでもないし、こんなことで何日も悩むぐらいなら、ロリポップからおさらばだ。 --PukiWiki公式サイトをみてもお分かりの通り、さくらインターネットのサーバーもロリポップと同様らしいので注意。 #br **2chの過去ログを読みたい [#d3ae93c3] PukiWikiに関する2chの過去ログを読みたいけど、過去ログを読める環境にない。過去ログにだって、参考になる記述はあるはずだ。こう思っている人は多いのではないかと思います。 #br そこで、PukiWiki関係の過去ログでHTML変換されたものを集めてみました。下記へどうぞ。 -PukiWiki備忘録/番外編その2 #br **上付き下付き文字の表示 [#mdea4784] 本文中に化学式あるいは数式の単位などを記載する場合、上付き下付き文字が必要になる。では、どうやって記述すればいいのだろうか。この方法は知らなかったので、ちょっとあわてた。 #br 検索してみると、すでに開発サイトには「[[PukiWiki/1.4/ちょっと便利に/上付き下付き文字>http://pukiwiki.sourceforge.jp/dev/?PukiWiki%2F1.4%2F%A4%C1%A4%E7%A4%C3%A4%C8%CA%D8%CD%F8%A4%CB%2F%BE%E5%C9%D5%A4%AD%B2%BC%C9%D5%A4%AD%CA%B8%BB%FA]]」として掲載されていた。方法は、ユーザー定義を書き換える方法とインラインプラグインにしてしまう方法だった。ユーザー定義に記述すると、将来のバージョンアップの際に忘れてしまうこともあるかもしれないので(もっとも最初から対応済みになっているかもしれない)、ここはプラグインの方がいいのかなと考えた。 #br とりあえず、「[[PukiWiki/1.4/ちょっと便利に/上付き下付き文字>http://pukiwiki.sourceforge.jp/dev/?PukiWiki%2F1.4%2F%A4%C1%A4%E7%A4%C3%A4%C8%CA%D8%CD%F8%A4%CB%2F%BE%E5%C9%D5%A4%AD%B2%BC%C9%D5%A4%AD%CA%B8%BB%FA]]」に記載されているスクリプトを基に上付き文字用の「super.inc.php」と下付き文字用の「subsc.inc.php」プラグインを作成してプラグインフォルダに入れる。 #br 記述してみると、こうなる。 #br 50平方メートル(m&super{2};) ↓&br; 50平方メートル(m&super{2};)/ 50m&super{2}; #br 水はH&subsc{2};O ↓&br; 水はH&subsc{2};O #br これだと見栄えが悪い。このページには「上付きは, font-size:60%;vertical-align:super; 下付きはfont-size:60%; だけにすると見栄えがいい」と書かれているけど、どこに記載すればいいのだろう??? よく分からないので、ここは力技で解決。これでよしとする。 #br 50平方メートル(m&super{&size(9){2};};) ↓&br; 50平方メートル(m&super{&size(9){2};};)/ 50m&super{&size(9){2};}; #br 水はH&subsc{&size(9){2};};O ↓&br; 水はH&subsc{&size(9){2};};O #br **サイトのRSS表示 [#g7cf1fa4] PukiWikiで、他のPukiWikiサイトと連携させる、あるいはRSS配信をしているリンクしたサイトの更新状況を表示させることで、共有化促進および情報の集約化に役に立つのではないだろうか。これを実現させるためには、PukiWikiをRSSリーダーのようにさせるればよい。 #br それにはshowrssプラグインを使う。例えば、このサイトのBLOGである[[業務日誌#35>http://www.sango.edisc.jp/gn35/]]のRSSを表示させるなら、下記のように記述する。また、オプションとしてデフォルト設定のほかに日付表示(recent)やリスト表示(menubar)がある。 #br #showrss(http://www.sango.edisc.jp/gn35/index.rdf) #showrss(http://www.sango.edisc.jp/gn35/index.rdf,recent) #showrss(http://www.sango.edisc.jp/gn35/index.rdf,menubar) #br ***デフォルトでの表示例 [#g69e6b0b] #showrss(http://www.sango.edisc.jp/gn35/index.rdf) ***recentでの表示例 [#n6452bbe] #showrss(http://www.sango.edisc.jp/gn35/index.rdf,recent) ***menubarでの表示例 [#n60262ac] #showrss(http://www.sango.edisc.jp/gn35/index.rdf,menubar) #br **自動改行設定の方法 [#b456b905] PukiWikiは共有化に適しているという。実際に共有化を目的としたサイトを運用してみると、全員が操作に慣れているわけではない、簡単なマニュアルを作って配布したところで全員が丹念に読んでいるわけでもないということに気が付く。 #br 特に、改行設定が理解できていないものだから、ダラダラと文章が続いてしまう。なんとかしなければと思い、マニュアルを探してみたら自動改行の方法は、すぐに見つかった。自動改行設定は、pukiwiki.ini.phpの次の箇所を変更するだけだった。 #br $line_break = 0; ↓ $line_break = 1; #br これでワープロ感覚で記事を書いてもらえる、追記や編集をしてもらえるようになったから、よしとする。 #br **昨日のカウンターがゼロになる [#p71b965e] ふと気が付いたのは、アクセスカウンターの昨日分がゼロになっているということ。「そんなこといって、実際にアクセスはゼロだったのではないか」と思われるかもしれない。 ;( #br 実際は、その日のアクセス数トップ30はstatistikoに表示させているから、翌日になれば、これが昨日のアクセス数として反映されなければならない。なのに、実際の表示はゼロ・・・。 #br 調べてみると、[[PukiWiki開発サイトのBugTrack2/141>http://pukiwiki.sourceforge.jp/dev/?BugTrack2%2F141]]に対処方法が記載されていた。PHPのバージョンアップによる現象らしい。対処方法は、「counter.inc.php」の「UTIME」を抜いてみるとのこと。 #br $is_yesterday = ($counters[$page]['date'] == get_date('Y/m/d', strtotime ('yesterday', UTIME))); #br ↓ #br $is_yesterday = ($counters[$page]['date'] == get_date('Y/m/d', strtotime ('yesterday'))); #br 詳しくは、[[PukiWiki開発サイト、BugTrack2/141>http://pukiwiki.sourceforge.jp/dev/?BugTrack2%2F141]]をご覧ください。 #br **リモートバックアップとリモートリストア [#ne3057c8] PukiWikiでサイトを構築すれば、最新情報は常にサイト上にあるということになる。サーバーにトラブルが発生した場合、すべてのデータが消失という最悪の辞退も考えられる。そのためPukiWikiには、リモートバックアップとリモートリストアの機能がある。 #br そこで、このリモートバックアップとリモートリストアの方法を見てみたい。これも長くなるので「PukiWiki備忘録/番外編その1」に記載した。これも、マニュアルにはやさしく書かれていない。 #br **trackerの活用 [#g12a1760] PukiWikiほど便利なツールはないと思うのだけど、使える人たちのコミュニティーをのぞけば活発に使われているとはいいがたいサイトが多い。たぶん普通の人にとっては、やはり記入フォームがあった方が、記入しやすいのだと思う。 #br その解決方法としては、いかに効果的に「tracker」プラグインを使いこなすかにかかっているのではないだろうか。そこで、使用目的に応じた「tracker」のカスタマイズ方法を記載した。 #br ちょっと長めになるので詳細は「[[PukiWiki活用術/trackerの活用>南の爪/PukiWiki活用術/trackerの活用]]」を参照のこと。当たり前のことだけど、使える人にとっては当然のことでも、使えない人には敷居が高いものだ。 #br **表示されないページを作る [#k352380e] 誰にも見られないページを作るには閲覧認証設定を行うが、とりあえずは表示させたくないページもあると思う。例えば、新規ページの下書き((最悪は見られてもいいなど))、新たに設置したいプラグインのテストページを作る場合などが該当するだろう。 #br このようにコンテンツとは直接関係のないページ、いわゆる「無視ページ」を作る場合だ。その場合、例えばHogeogeManというページを作るときには、頭に”:”をつけてページを作成する。 #br :HogehogeMan #br ページの先頭に「:」が付いたときには最終更新や一覧などに表示されない。このページを開くときには検索で探せば、すぐに見つかる。下書きページなどの場合は、リネームすれば表示されるようになるし、内部リンクもPukiWikiが勝手に修正してくれる。 #br **カレンダー表示を変更する [#xaebbdb3] スケジュールなどを記載する場合に利用されるプラグイン「calendar2」。でも、これをデフォルトのまま使用すると下記のように表示される。 #br #ref(calendar01.gif,nolink,center,カレンダーのデフォルト表示); #br いかにも日付部分がでか過ぎだ。全体のレイアウト、デザイン構成から見てもアンバランスな気がしないだろうか。要するに、ヘッド部分に「h1」が指定されているからこうなってしまう。これを防ぐにはスタイルシートに変更を加えればいいのだけど、ヘタに手を加えるのは、ほかにも影響を及ぼすのでためらう場合も多いのではないだろうか。 #br そんなときはプラグイン「calendar_viewer.inc.php」を下記のように変更する。 #br $head = '<h1>' . $link . '</h1>' ; ↓ $head = '<strong>' . $link . '</strong>' ; #br すると下記のように表示される。まぁ「strong」を使ったけど「h2」でも「h3」でもいいのだと思う。とりあえず表示テストとして、まずは「strong」だけを試してみたのだった。 #br #ref(calendar02.gif,nolink,center,カレンダー表示の変更後); #br **ダイナミックDNSを利用した場合 [#v857cc98] 自宅サーバーを立ち上げ、IP非固定の接続環境で固定したドメインを持つことが可能なダイナミックDNSサービスを利用した場合、サーバー名を自動取得することができない。例えば、自宅サーバーを立ち上げて[[Earth Dynamic DNS>http://mydns.to/]]を利用した場合である。下記を書き換える。 #br [pukiwiki.ini.php](117行目あたり) #br //$script = 'http://example.com/pukiwiki/'; ↓ $script = 'http://指定ドメイン/index.php'; #br 指定ドメインは、[[Earth Dynamic DNS>http://mydns.to/]]を利用した場合は「好きな名前.mydns.to」となる。したがって、名前がhogehogeであれば上記の指定ドメインは「hogehoge.mydns.to」となる。 #br **正規表現の記述 [#q26f59d6] さまざまな活用ができるPukiWikiには、ユーザー認証というものがある。特に、編集に認証を求める場合、読み込みと編集の両者にも認証を求める場合など、さまざまな設定が可能だ。ここで課題となるのは、認証を求めるページは正規表現で書かなければならないこと。 #br 実は"しのご"もプログラマーではないので、正規表現と聞いてもよくわからない。正規表現を解説しているサイトを見ても、それでも理解不能だった。そこで、正規表現でのページ名の記述方法を記録しておきたい。((参考資料:Wikiでつくるかんたんホームページ/九天社)) #br -すべてのページ制限をかける '/^.*$/' -FrontPage以外に制限をかける '/^((?!^(FrontPage)$).)*$/' -「ほげほげページ」だけに制限をかける '/^ほげほげページ$/' -「ほげほげページ」と「あぼんページ」だけに制限をかける '/^(ほげほげ|あぼん)ページ$/' -「ほげほげページ」と「あぼんページ」以外に制限をかける '/^((?!^((ほげほげ|あぼん)ページ)$).)*$/' #br 憶えておきたいことは「/ /」は、/と/の間が正規表現であることを示す記号であること。「^」は行頭、「.」が任意の文字、「*」は直前の文字の0回以上の繰り返し、「$」は行末である。これを頭に入れて上記の例をみると、なんとなくページ名の記述方法が頭に浮かんでくる。 #br 全ページに制限をかけ、許可されたユーザーは「sinogo」だけという場合は次のように記載することとなる。 #br [pukiwiki.ini.php] #br $read_auth_pages = array( #br ↓ #br $read_auth_pages = array( '/^.*$/' => 'sinogo' #br ページ制限をかけるときには、このほかに「0」と「1」の選択による設定箇所もあるのでマニュアルをよく読むこと。 #br **練習サイト設置の必要性 [#j2037d42] これまでPukiWikiを使ってきて思うことは、例えばいきなり新しいことに取組み、失敗した場合の対処法です。失敗すれば、一端削除してしまえばいいのですが、ページ更新の記録に残ってしまいます。これはちょっと惨めですよね。 #br そこで、PukiWikiが設置できるということは、それなりのサーバーを使っているわけですから、サブディレクトリでも作って、そこに本体サイトとまったく同じスタイルのサイトを構築してみてはいかがでしょう。このような練習サイトがあれば、例えば新しいSkinの導入、新しいプラグインの試験などが行えます。ここで十分な動作チェックをしてから、本体サイトへアップすればいいわけです。 #br 特に、新しいプラグインなどでエラーを吐き出した場合、全ページに影響する場合もあるかと思います。このようなケースを避け、また失敗の記録を残さないようにするには、こうした練習サイトも必要かなと思います。本体サイトにアップしてしまえば、練習サイトでいじくりまわしたページは削除してしまえばいい。 #br **PukiWikiを使うための教科書 [#m8bb7673] 最初にPukiWikiを使おうとすると、PHPプログラムを扱いなれている人ならともかく、予備知識もなく設置しようとすれば大抵の人は頭が混乱するでしょう。そこでマニュアルの登場!となるわけですが、いちいち[[PukiWiki公式サイト>http://pukiwiki.sourceforge.jp/]]にアクセスするのも何かと面倒ですよね。 #br ここは、やはりマニュアル本があったほうがいいかと思います。そこで、しのごが参考にしたマニュアルを紹介します。これ以上の使い方あるいは改造テクニックなどについては、[[PukiWiki公式サイト>http://pukiwiki.sourceforge.jp/]]で探す、いろいろなキーワードで検索する以外に、たぶんいい方法はないでしょうね。 ***PukiWiki入門―まとめサイトをつくろう! [#s490bbfa] #rakuten(0495e52c.31035781.0495e52d.bea9dd60/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3991091%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f11800630%2f,?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f7981%2f3991091.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f7981%2f3991091.jpg%3f_ex%3d80x80,PukiWiki入門―まとめサイトをつくろう!) #br [[PukiWiki入門―まとめサイトをつくろう!>http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0495e52c.31035781.0495e52d.bea9dd60/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3991091%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f11800630%2f]]にはインストールから初期設定、プラグインの使い方まで詳細に記載されています。おそらくこの1冊を手元において置けば十分だと考えます。ただし、プログラムの基礎知識がない、さらにCGIプログラムも設置したことがない、という人には敷居が高いかもしれません。PukiWikiに慣れるうち、あるいは更新頻度が少ないという人は、常時手元において置くべきではないか、そう思います。 #br ***Wikiでつくる かんたんホームページ [#y3bb6ed1] #rakuten(0495e52c.31035781.0495e52d.bea9dd60/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3713624%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f11563768%2f,?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f8616%2f86167086.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f8616%2f86167086.jpg%3f_ex%3d80x80,Wikiでつくる かんたんホームページ) #br PukiWikiに関するマニュアル本がほとんどなかったころ買ったのが、この[[Wikiでつくるかんたんホームページ>http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0495e52c.31035781.0495e52d.bea9dd60/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3713624%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f11563768%2f]]でした。予備知識なし、CGIの設置経験すらなしという人には、これがお勧めかもしれません。パーミッションの設定もくどいくらいに記載してあります。プラグインやテキスト整形方法は一覧表にまとめられていますから、「PukiWiki入門」よりは見やすいです。ページの3分の1は、無料で使用できるLivedoor Wikiのマニュアルのような体裁になっているため、ある意味、親切かもしれませんね。 #br ***ビジネスWiki 導入活用ガイドBOOK [#b524a83b] #rakuten(0495e52c.31035781.0495e52d.bea9dd60/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4077640%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f11875043%2f,?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f7561%2f75614769.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f7561%2f75614769.jpg%3f_ex%3d80x80,ビジネスWiki 導入活用ガイドBOOK) #br この[[ビジネスWiki導入活用ガイドBOOK>http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0495e52c.31035781.0495e52d.bea9dd60/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4077640%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f11875043%2f]]は、いわばPukiWikiの実用編といった意味合いを持っているでしょうか。インストールなどはさらりと流し、タイトルからもわかるとおり仕事上でどのように使うかに重点を置いています。例えばPukiWikiを導入した場合、全員が使えるようになるまでは時間がかかりますから、このようなプログラムを使うことになれていない人へ、使用マニュアルを作ってあげようなどという場合に重宝すると思います。TIPS集を、もっと充実してもらえればよかったと個人的には思っていますが、どうでしょう。 #br **バナーにリンクを貼る [#o6fd93cd] バナーにリンクを貼る場合、一般的な記述は下記のようになる。例として、サンゴー企画Online内のPukiWikiロゴを使用し、PukiWiki公式サイトにリンクを貼ったケースだ。 #br [[画像のURL>ウェブのURL]] ↓ [[http://www.sango.edisc.jp/image/pukiwiki.gif>http://pukiwiki.sourceforge.jp/]] #br 表示させてみると、次のようになる。ただし、この記述方法だとカーソルを合わせてみればわかるが、公式サイトのURLが表示されることになる。 #br CENTER:[[http://www.sango.edisc.jp/image/pukiwiki.gif>http://pukiwiki.sourceforge.jp/]] #br バナーであるからには画像にカーソルを合わせた場合、サイト名称が表示されるようにしたい。その場合は、下記のように記述する。 #br [[&ref(画像のURL,nolink,ウェブ名);>ウェブのURL]] ↓ [[&ref(http://www.sango.edisc.jp/image/pukiwiki.gif,nolink,PukiWiki公式サイト);> http://pukiwiki.sourceforge.jp/]] #br 実際に表示させてみると、次のようになる。カーソルを合わせるとサイト名称を表示するようになるわけだ。 #br CENTER:[[&ref(http://www.sango.edisc.jp/image/pukiwiki.gif,nolink,PukiWiki公式サイト);>http://pukiwiki.sourceforge.jp/]] #br これまで備忘録に記載してきたこと、加えて書籍などのマニュアルを参照すれば、PukiWikiを使ってそこそこのサイトを、たぶん構築できるはずだ。 #br **コメントスパム対策 [#p3fd69b5] まだコメントスパムはありません。ありませんが、コメントスパム対策だけはキチンとしておきたい。[[PukiWiki公式サイト>http://pukiwiki.sourceforge.jp/]]の自作プラグインに「[[スパム対策済コメントプラグイン>http://pukiwiki.sourceforge.jp/?%E8%87%AA%E4%BD%9C%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3%2Fcomment_nospam.inc.php%E3%83%BBpcomment_nospam.inc.php]]」があったので、コメント欄を設けているページに設置しました。 #br やり方は簡単で、comment_nospamのプラグインを入れ、「comment」と記述した部分を「comment_nospam」と書き換えるだけ。プラグイン内に記述されたNGワードに引っかかれば投稿できないようになっているらしい。また、あらかじめ主なNGワードは設定されており、新たなコメントスパムがあった場合は、そのNGワード集に追記するだけという。 #br 被害がひどくならないうちにスパム対策をしなければと思っていたけど、このようなプラグインがあったので助かりました。 #br **表組のセル幅指定 [#i4358f54] 表組でセル幅を指定するには、書式指定「c」の行に数字((ピクセル単位の指定ができるらしい))を記入する。例えば、センター合わせの幅30pxと100pxであれば、次のようになるらしい。 #br |CENTER:30|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:100|c ←書式指定 |項目 |なんとか1 |なんとか2 |なんとか3 |h ←ヘッダー指定 #br ところが、このサイトの表組でも見られるとおり、セル幅は指定どおりになるのだが、セル内のテキストはコントロールされていない。Skinのせいだろうか? なんでだろう? いまだ解決できていません。考えてみれば、デフォルトのSkinでテストをしていなかった。 #br **HTMLタグは使えない? [#l569bb9c] PukiWikiではHTMLタグが使えない。これは何かと不便だ(いろんな理由が思い浮かぶと思うますが、どうでしょう?)。HTMLタグが使えぬ理由は、PukiWikiは基本的に誰でも編集が可能なので、不正なJavaScriptなどのコードが記入されるため、危険だ!ということらしい。((ビジネスWiki導入・活用ガイドBOOK、2006年7月、アスキー、P153)) #br そこでHTMLタグを使えるようにしたプラグインがdwrite。作者のサイト[[Smile :D>http://sys0tem.homelinux.com/~kei-n/index.php?cmd=read&page=Plugin%2FPukiWiki%2FPlugin%2Fdwrite]]を読むと、このプラグインを入れるとなぜか勝手にリンクが貼られてしまうらしい。オートリンクを解除すれば、この症状を防げるけど、当然ながらPukiWikiの特色である自動的にリンクが貼られるというメリットも失われるとのこと。 #br あちらを立てれば、こちらが立たず。編集制限をかければこのプラグインを使っても大丈夫ではないかと思ったのだが、オートリンクがないとやはり不便ですよね。むずかしい選択ではありますな。 #br **画像を並べて表示する [#ea65afed] 画像を、例えばセンターに二つ並べて表示したい場合は、次のようにする。#あるいは&の記法を理解していればなんだぁ〜というものですが、最初は苦労したものだ。 #br CENTER:&ref(http://画像のURL);&ref(http://画像のURL); #br **ソースを知りたい [#abbf6513] いろいろなPukiWikiサイトを見ていると、あぁこんなページを作れたらなぁと思う。で、どうやって作るの?となるでしょ。こんなときは、そのページのバックアップを表示させると「ソース」があるので、こいつをクリック! #br そうすると、そのページのソースが表示されるので、使用しているpluginなどがわかる。これを表示させないようにしているサイトもあるけど、こうなったらあきらめて、他のサイトを探すか・・・。 #br **ページタイトル下のURL非表示 [#x3e4037e] ページタイトル下には、そのページのアドレスが表示されている。PukiWikiの場合、長くなるのでこれを非表示にする。 #br [skin/pukiwiki.skin.php] define('SKIN_DEFAULT_DISABLE_TOPICPATH', 1); ↓ define('SKIN_DEFAULT_DISABLE_TOPICPATH', 0); #br 同時にpluginのtopicpathで「/」を「>」に変更する。そうすると、hogehogeとhogehoge2という階層ページがあった場合、「TOP/hogehoge」「TOP/hogehoge/hogehoge2」と表示されるところが「TOP>hogehoge」「TOP>hogehoge>hogehoge2」となる。 #br [plugin/topicpath.inc.php] define('PLUGIN_TOPICPATH_TOP_SEPARATOR', ' / '); ↓ define('PLUGIN_TOPICPATH_TOP_SEPARATOR', ' > '); #br **ヘッダーの非表示 [#v3189dea] ヘッダーには「編集」「差分」などPukiWikiの編集モードが表示される。PukiWikiに不慣れな人のために、これを非表示にする。フッターにもアイコンで同様のメニューがあるので、特に問題はないでしょう。 #br [skin/pukiwiki.skin.php] define('PKWK_SKIN_SHOW_NAVBAR', 1); ↓ define('PKWK_SKIN_SHOW_NAVBAR', 0); #br **FrontPageの名前を変更 [#l5b8d3f8] 通常、トップページは「FrontPage」と表示される。これを例えば「hogehoge」に変更したい場合は、ここの設定を変更する。 #br [pukiwiki.ini.php] $defaultpage = 'FrontPage'; // Top / Default page ↓ $defaultpage = 'hogehoge'; // Top / Default page #br **RecentDeletedの非表示 [#v30e1deb] 削除されたページがあった場合、RecentDeletedページに削除したページ名が表示され、いつ削除されたのかはMenuBarにRecentDeletedが表示される。 #br 設置に慣れた人ならともかく、設置が初めての場合はテストページなどを作りたくなるし、また作ってしまうものだ。なるべくなら削除した場合はMenuBarに表示させたくない。つまり、RecentDeletedをMenuBarに表示させないようにする。 #br RecentDeletedを非表示にするには、下記の通り「:」を挿入すればいい。ただし、MenuBerには非表示となるけど、ツールバーの一覧でRecentDeletedを確認することができる。 #br [pukiwiki.ini.php] $whatsdeleted = 'RecentDeleted'; ↓ $whatsdeleted = ':RecentDeleted'; #br **フェイスマークについて [#m11da73e] デフォルトで搭載されているフェイスマークは、ちょっとキモイ。そこで「フェイスマーク」でググればいろいろなものがありましたが、ピンとくるものがなかった、利用に際しての制約((フリーでの使用不可、商用使用不可などなど))があることから[[PukiWiki Plus!>http://pukiwiki.cafelounge.net/plus/]]のフェイスマークを使わせていただくことにしました。 :) #br 使いすぎるとうるさいですけど、ワンポイントとして使えば効果的なんだと思います。 -フェイスマーク一覧&br; &heart; :D :p XD ;( :) ;) (^^; #br **使用方法のお勉強ページ [#bded1a18] 中途半端にPukiWikiを扱えるようになったので、まだまだ分からないことはたくさんあります。[[PukiWiki公式サイト>http://pukiwiki.sourceforge.jp/]]サイトの中で入門者向けのページがあります。読んでいると新しい発見があります。 #br -[[はじめてのPukiWiki>http://pukiwiki.sourceforge.jp/?%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AEPukiWiki]] -[[FAQ>http://pukiwiki.sourceforge.jp/?FAQ]] -[[PukiWiki導入メモ>http://sessendo.8oji.net/pukiwiki/?PukiWiki]] -[[雑談>http://pukiwiki.sourceforge.jp/?%E9%9B%91%E8%AB%87]] --雑談のページは参考になるのですが、ボリュームがあるので読むのが大変です。知りたいことを検索すればいいということになりますが、このページはかゆいところに手が届くようなことが書いてあります。 #br ほかにも質問箱などがあるのですが、こちらは検索した方がいいでしょう。そのほうが早いですから。 #br **アンカー設定「aname」の使い方 [#a6461066] %%はっきりいって、よくわからない。マニュアルでは単純にこうなっている。%% -いまごろだけど、単にHTMLタグの「a name」と同じものだと分かりました。使い方などと大騒ぎするほどのものではありませんでしたね。 #br &aname(アンカー名); #br %%公式サイトやマニュアルを読んで何度か試したものの、なんとも不明。ただし、公式サイトには、次のようにしても良いと書いてあった。こちらの方が分かりやすい。%% -したがって、リンクを貼る場合も下記のようにアンカー名を記載するだけ。 #br [[文字列>ページ名#アンカー名]] #br ---- **!コメント! [#qc817c33] - PukiWiki 1.4.7を使用しているのですが、試験で「calendar2」プラグインを設置。以前の1.4.6で練習していたときとカレンダー表示が変わりますね。なぜでしょう? -- [[しのご]] &new{2007-01-16 (火) 05:55:47}; - バナーリンクのやり方を追記。ここまであれば、マニュアルを見ながらそこそこのサイトは構築できるのではないかと思いますが・・・。 -- [[しのご]] &new{2007-01-22 (月) 16:10:34}; - このページも長くなってきました。次に更新するときは、パート2のページにしましょう。 -- [[しのご]] &new{2009-04-09 (木) 17:40:59}; #comment_nospam